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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(67)~TL-2000 140電動化計画①~(2011/02/11)

またまた空中衝突についての反響がありましたので、紹介させていただきます。

ハンドルネームwaiyaさんからのお便りです。
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機体の高い・安いは関係ないとおもいます。でなかったら、安い飛行機しか買えない者は損をする立場になってしまいますよね。私も過 去に後ろから追突され、墜落してしまったことがありましたがその場は笑って済ませました。お互い怪我や墜落による二次被害がなくて 良かったなと・・。
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waiyaさん、ありがとうございます。
空中衝突しても互いに笑いあえる大らかな人間関係がいいですよね!

さて、今週からTL-2000 140を電動化して飛ばそうと思います。私は電動機ではエンジン機の40クラスくらいまでしか製作も飛行も経験 がないのですが、最近、KKHOBBYでも140クラスのブラシレスモーターも売り出したことだし、リポの値段も安くなってきたので(それで も結構な値段ですが)、そろそろ電動の大型機にも挑戦してみようと思います。

模型を作る前に、少し実機のことをお話します。
このTL-2000 Stingは、オーストラリアのTLウルトラライツ社の製品です。キャノピーが大きくてとてもかわいいのと、カウリングの絞 り方から翼端まで、とても洗練されたデザインの機体です。全長5.93m、翼幅8.44mと非常に小柄なサイズの機体に100馬力前後のエンジ ンを搭載していますからカテゴリーはマイクロライトに属します。
オーストラリアは広大な大陸ですから自家用機を持っている人が多く、TL-2000 Stingあたりのクラスになると、まるで自家用車かオー トバイのような感覚で気軽にフライトを楽しまれているようです。飛行機好きの日本人から見たら、なんともうらやましい光景ですね!



TL-2000 Stingの実機です。
大きなキャノピーが特徴ですが、これでも外国人が乗ると頭がキャノピーの天井に付きそうです。カーボン製なので曲面部分が上手に表 れています。大の大人が2人乗ったら、お互いの肩が付きそうですね。



TL-2000 Stingのコクピットです。キャノピーは前ヒンジの一体整形で、左右に風を取り込む小窓が設けられています。シートはサイド ・バイ・サイドの二人乗りで操縦桿はスティックタイプを採用しています。計器類はグラスコクピットかな?GPSや無線機が無造作に取り 付けられていますが、全体的な雰囲気はモーターグライダーのホフマン・ディモナに良く似ていますね。



これが家に届いたTL-2000 140の箱です。いや~大きい大きい! まるで棺おけのような大きさです。昼間、宅急便で家に届いたのですが 、あまりの大きさに家族が驚いて携帯にメールが入りました。蓋が破れていますが、あれは私が破いたので商品としては問題ない形で届 きました。



これ見てください。普通の段ボール紙じゃなくてハニカム構造ですよ!ハニカム。KKHOBBYさんによると、これだけ強度があっても凹んで 届く場合もあるそうです。船便ってどういう扱いされているんだろ。



これがカウリングです。送信機と大きさが変わらないんですから、いかに大きいか分かります。140クラスのモーターもかなり大きい です。
実機はマイクロライトですから小さく、ラジコンとしては大きい。ラジコンも実機にかなり近づいていますね。



これがリポです。
とりあえず手持ちの4セル5000mAhを2本直列にして8セルでモーターを駆動してみます。この辺は、あくまで私の手持ちのパーツ を活用していますから、これがベストの選択という訳ではありません。ベターと言えるかな???
読者のみなさんが製作する場合は、私の記事はあくまで一例として参考に留めておいて、あくまで自己責任で製作に挑戦してください。



プロペラはAPCの17×8Eを使用します。これは取扱い説明書に書いてある推奨サイズです。



続いてモーターの選定です。
リポとプロペラが決まりましたから、モーターの選定もおのずと決まってきます。
KKHOBBYのサイトから17×8Eのプロペラを8セルのリポで回すのに適当なモーターを探すと、FSD FC6362-8Tか10Tになります。8Tの場 合の推力は5.88Kg、10Tは4.86Kg、機体の出荷重量(機体キットのみの重量)が5.3KgですからFSD FC6362-8Tを使用することにしました。

FSD FC6362-8Tに17×8Eのプロペラを付けて8セルのリポで回すと、実測値で58.1A流れます。満充電した5000mAhのリポで回すと

5000(mAh)÷58100(mA)×60(分)=5.1分

となります。
常にフルハイで飛ばすことはないですから、普通に飛ばして7~8分と考えれば良いでしょう。



ブラシレスモーターと携帯電話の大きさを比べてみます。しかし、大きいです。プロペラシャフトもやたら太いです。こんな大きなモー ターを使うのは初めてです。



最後にアンプを選択します。
ブラシレスモーターの実測値からすると60Aのアンプでもいいのですが、8セルに対応するのがPENTIUM-80A-HVになります。



8セル対応80Aのアンプともなると放熱板もノイズキラーコンデンサーも大きいです。スパーク防止用のジャンパー線もついています 。

かわいらしいスタイルに一目ぼれして、思わず衝動買いしてしまいましたTL-2000ですが、どうにかパワーユニット周りのパーツも決ま り、いよいよ製作に入ります。
伸るか反るか? 浮くか浮かないか?
来週から試行錯誤をしながら製作を進めていきます。

それではまた!


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