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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(73)~TL-2000 140電動化計画⑦~(2011/03/25)

今回の地震の名前ですが、政府では東北地方太平洋沖地震と呼んでいますが、報道では時間と共に二転三転して、今では東北関東大震災と呼ぶのが通称になってきたようです。
余震もそろそろ少なくなってきて、被災地は少しずつではありますが、これから復興に向けての兆しが見えてきました。

今回の地震は東北3県という非常に大規模な災害に加えて、福島第一原子力発電所の放射能汚染の恐怖というダブルパンチ(農作物への風評被害を加えたらトリプルパンチ)を受けました。日本政府も指示連絡系統が混乱しているようですから、こういう時こそ全国の都道府県が支援しないと、それこそ体力的にも経済的にも日本はもたないかもしれません。私の住んでいる千葉県でも福島から非難されてきた方々の本格的な受け入れが始まりました。これからは、まさに地方の活力が問われていると言っても過言ではありません。

世界のメディアは「こんな大災害に会っているのに、なぜ日本人は暴動を起こさないのか、なぜ食料や物資の配布の順番をきちんと守れるのか」と、日本人の国民性に尊敬と驚きの念を隠せないようです。私たちからすれば「暴れたり泣き叫んだところで何の解決にもならないし、それこそ無駄な体力の浪費」だと思っている訳ですが、最後まで世界から尊敬される人間像でいたいと思います。

話は脱線してしまいましたが、お便りが届いています。
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ナベさんの気ままなラジコン日記、毎週楽しみに拝見させて頂いております。
TL2000-140電動化計画で、もう70回を迎えるのですね!
たんに70回と言ってもいろいろご苦労もあったことでしょう。
TL2000-140電動可計画凄いですね。
ここ数年で電動の技術の進歩は目を見張るばかりです。
現在では小型機の電動は当り前のようですが、大型機での電動はF3A機は某雑誌などでも取り上げられていますが、スケール機の電動可は少ないようで、まして140クラスを電動にするとなると、ブラシレスMなどのスッペクをどう選択をするのかも楽しみで、興味深いです。(選択方法はどう決めているのか)
今後の進捗が楽しみです。
機体製作においても、参考になる事だらけで、私の製作にも取り入れさせて頂いております。
今後もラジコン日記、頑張って下さい。
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励ましのお便りありがとうございます。
気がついたら70回を越えていました。こんなに回数が続くとは、私も、たぶんKKHOBBYの小西さんも思ってもいなかったことと思います。何ていいますか、あまり企画を綿密に練って全力投球してしまうと息切れしてしまいますから、思いつくまま気の向くまま、結構気楽にやらせていただいているのが長続きする秘訣かもしれません。これに付き合わされている読者の皆様には本当に申し訳ないと思っています。まぁ、おやじの戯言だと思ってかんべんしてください。

ラジコン飛行機の電動化の波には本当に目を見張るものがあります。以前は、エンジンで言うと40クラスあたりまででしたが、今では140クラスのモーターが非常に安価で手に入ります。電動化したことによって近隣への騒音問題も解消しますし、振動が減ったおかげでメカや機体へのダメージも軽減されました。
電動化での一番のネックとなっているのがスケールサウンドの問題ですが、実はサウンドシステムといって実機の音をマイクロチップに収録して、エンコンスティックに連動させて再生するシステムがあるのですが、サイズや価格の問題もあって現在の段階ではあまり普及していません。これについては、また機会がある時にお話したいと思います。

では、TL-2000の製作を続けます。
今週はメインギアの組み立てです。



キットの中のビニールの袋を開けるとたくさんのパーツが入っています。説明書には、それほど詳しく書かれていませんので、ここから想像力を発揮してパーツを分類します。まるでパズルのようです。



とりあえず、判るパーツは仮組みしてみます。そうすると、今まで判別できなかったたパーツがだんだんと見えてきます。ツメ付きナットの内側にはバリがありますので、反対側からビスを通して、バリを押し出してから正しい方向からビスを入れます。



メインギアのスパッツにタイヤシャフトの穴を開けます。もちろん基準も推奨位置も明記されていません。このあたりはモデラー根性と自己責任の世界です。とりあえず、前後方向はタイヤの開口部の中央ということで、この辺は迷いはありません。



次にタイヤを取り付ける上下位置の決定です。スパッツの容積が大きい程、泥が詰まり難いのですが、とりあえずメインギアの下限にスパッツの開口部を合わせました。



シャフトを通す穴の位置が決まったら、最初はキリでドリルの滑り止めの穴を開けます。次にバイスで穴を広げていきます。最後にドリルで必要な太さになるように穴を開けていきます。このプロセスを惜しむとグラスファイバー製のスパッツにひびが入ったり、割れたりします。



こんな感じドライバーとレンチでスパッツを固定します。上の穴はスパッツが回転しないようにタッピングビスで固定する穴です。3つの車輪を組み立てて床の上で姿勢を見てから固定するのですが、最近こういう部分をよく忘れます!^^;



ストッパーを使ってタイヤを止めます。このような大型機でもスパッツの開口部はたかが知れていますから、シャフトを通すときにナット、タイヤ、ストッパーを同時になだれ込むように挿入しておきます。



え~メインギアを胴体に固定する段階で問題が発生しました。付属のビスの長さが短くて、ツメ付きナットに食いつきません。もともとツメ付きナットは木材にハンマーで叩いてから使用するものですが、胴体の内側からハンマーを振るうというのもどうかと思うので、長いビスを使うことにしました。



一方のメインギアを3本のビスで固定します。長いビスにツメ付きナットを挿入して、ビスを回しながらツメ付きナットを胴体内側のベニヤ部分に食い込ませていきます。ツメ付きナットが十分に食いついたら、キット付属のビスに変えて締め付けるとビスが無駄になりません。この方法で、なんとかこの工程をクリアしました。



これでなんとか左右のメインギアの取付けが完了しました。ビスの長さが足りなくて焦ったり、DIY店に走ったり、大きな機体を表や裏にひっくり返したりと、製作の楽しみは絶えません。



汗かき恥かき、なんとかメインギアの取り付けが完了しました。胴体と同系色の白で塗られていますし、適度な弾力性もあり、スケール機の醍醐味のようなものが感じられてきました。



平成23年3月31日(木)までに「ナベさんの気ままなラジコン日記」に対するご意見や励ましのお便りをいただいた皆様の中から、抽選で1名の方に『F-86 セイバー』をプレゼントします。



今回は、今まで投稿していただいた方も対象といたします。今まで投稿された方でご希望の方は、投稿した内容とメールアドレスを送ってください。
今後は、第80回、第90回・・・と、10回ごとにプレゼントを提供させていただく予定です。
ご意見や励ましのお便りは、このページの下の感想フォームをクリックしていただくと入力できます。メールアドレスの記入をお忘れのないようお願いします。

このF-86 セイバーはパワフル軽量で、とても素直な操縦性能の機体です。また、派手なカラーリングなので、飛行中の視認性も抜群です。車輪を省略した結果、手投げで簡単に飛ばせますし、返って飛行中のスタイルが良くなりました。
私も欲しい機体のひとつです!^^;
是非、ご応募ください。

応募にあたり、出来ればお願いがあります。
当選した場合、お手数ですがプレゼントを持って写っているデジカメ画像と簡単な感想(100字程度)をお送りください。
KKHOBBYのウェブサイトでご紹介させていただきます。

よろしくお願いします。


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