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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(168)~ステビアの製作⑩ フライトインプレッション~(2013/1/18)

ナベさんのプロフィール

(過去の日記はこちら)



真冬の厳寒の休日、いよいよステビアのロールアウト(初飛行)の日が来ました!
南西の風0~2m/s、気温は0℃。1月の寒い朝ですが、風が強くなる前に初フライトをしてしまいましょう。



そういえばまだ、グライダーの全体像をお見せしていませんでした。
これが私の作ったステビアです。

全長1060mm、全幅1756mm、主翼面積29.8dm2、総重量は実測値で900g(主翼400g、胴体380g、リポ2セル2200mAh 120g)となりました。
大き過ぎず、小さすぎず、手頃なサイズに収まっています。



初フライト前にEメーターを使って動力系のデータを取っておきます。



スロットルをフルスロットルにしてデータを取ってみました。

フルスロットル時のデータ (実測値)
電圧6.21V
電流22.7A
消費電力141W
プロペラ回転数8010rpm

真冬の厳寒の中、リポを暖めておかなかったので、多少の電圧降下があります。
それでも十分な推力を感じましたので、このまま初フライトを決行することにします。



セルメーターを使って充電容量とセルバランスをチェックします。
まあ、こちらは及第点といったところです。



それではステビアを発進します。
無風状態なので、軽く助走をつけながら手投げします。

投げた瞬間「ズキッ!」、肩甲骨のあたりに痛みが・・・。
ストレッチをしておけば良かったと思ったものの後の祭りです。



ステビアが手を離れました。
トリムの狂いもほとんど無く、素直に上昇していきます。



スティックを操作した量と動きが、そのままグライダーの挙動として現れます。
非常にダイレクト感が強く、私好みの操縦感覚です。



ちょうど対面になった瞬間をカメラマンが捉えてくれました。
主翼と水平尾翼との平行度、垂直尾翼と水平尾翼の直交、共に良く取れています。
製作に手を抜かなくて良かったと思える一瞬です。



ステビアを背面に入れてみました。
エレベーターダウンの量も少なく、モーターをカットしても余裕で滑空していきます。



高度を十分に取ってから逆宙返りに入れます。
機体が真っ直ぐに下を向いた瞬間です。
この時、恐れずに十分にスピードを付けながらエレベーターダウンを入れていかないと、元の高度には戻れません。
ですから逆宙返りの練習には、高度を十分に取ることと、十分なエレベーターの動作角が必要です。



バタフライを出したときの機首の頭上げをチェックしてみます。
エレベーターのダウンミキシングは思った以上に必要だということが判りました。



ステビアをランディングアプローチに入れてみます。
このステビア、滑空比が良すぎるのでバタフライを使わないと、かなりの着陸距離を必要とします。バタフライ又はフラップの操作は必要不可欠です。

逆にバタフライのブレーキ効果が強いため、フラップの角度を減らしました。
フラップの角度が強いと着陸の時にフラップが地面に接触してフラップサーボのギヤを壊すことがありますので、フラップサーボを金属ギアに交換するのも手です。

また、十分にブレーキ効果が得られるのなら、フラップの舵角を減らしてもかまいません。



残りの高度30cmくらいで着陸です。
田んぼの枯れた稲穂が、グライダーをやさしく包んでくれます。

このステビア、なかなか操縦感覚が良いです。
私のお気に入りの1機となりました。



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