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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(395)~お便りのご紹介②~ (2017/06/09)

ナベさんのプロフィール

(過去の日記はこちら)



先週に引き続き読者の皆様から頂いた暖かいお便りをご紹介いたします。

まずはこちらから!
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~どうなるJR???~を拝見しました。

田舎である地元に戻った際 昔から憧れていたラジコンヘリをやりたい!と言う思いから空物ラジコンを始めてもう15年近くの月日が流れようとしています。

日記を読ませて頂き 改めて自分が始めた頃から現在に至るまでのホビーラジコンの動向を思い返してみましたが お金の使われ方がかなり異なってきた と言う感じがします。

15年ほど前 携帯電話はメールや簡単なブラウズ位しか出来ませんでした。今はスマートフォンが数年前のPCのスペックをはるかに超える能力を持ち 家庭用ゲーム機が無くても手軽に遊べる様になりました。毎月支払う金額も 仕方がないとはいえ 人によっては1万を超えるのも珍しくはないでしょう。

また景気もまだ良いとは言えず 趣味に回す金額は限られていますよね。 その様な背景があり しかもARFが当たり前のように しかも安価で出回っている現状。

また ラジコンヘリを取ってみても マルチコプターがあまりに手軽に入手・飛行出来てしまう事による ”難しいけど楽しい” と思う気持ちも失っている気がします。

空物ラジコン全般を通して ”物を作る楽しさ”が本当に一部の人で終わっているのではないか?と考えさせられています。
いつも楽しく拝見しています。
「ナベさんの気ままなラジコン日記」(380)~SPADⅩⅢ](だと思う)の製作~(2017/02/24)の機体は、以下のHPに出ているもののようです。
http://www.electrifly.com/discontinued/gpma1143.html

I
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お便りありがとうございます。

Iさんには若者の貧困問題、価値感の相違、日本のもの作り離れなど、いろいろな方面にわたり問題提起していただきました。

若い人にラジコン飛行機の素晴らしさについて語ると
「何でわざわざ飛行機なんか作るの? ゲームで出来るのに」
という言葉が返ってくるそうです。
スマホは仕事や仲間とのコミュニケーションに必須ですから、お金に余裕がなければそれに派生するゲームをやるくらいしかないのでしょうか。
なんだか悲しい時代です。

また、先日ラジコン業界の方とお話させて頂いたのですが
「今、空物ラジコンに対して一番お金を消費してくれる世代は70歳代」なんだそうです。
ということは、あと10年後にはラジコンの需要は激減し、市場自体が存続しているかどうか疑問なんだそうです。

私の所属しているラジコンクラブを見回しても、50歳代は少数の若手、60歳代がとりあえず中堅で、70歳代がクラブの活動を牽引しているのが現状ですね。
話す内容は自然と健康のことや年金の話題になるのは仕方がないかな?!^^;


さて、次のお便りです。

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いつも楽しく読ませていただいています。
今更ですが、YS-11主翼前縁の黒い部分はDe-icer boots と言って、ゴム風船の様になっています。プロペラ機は大体この形式で、着氷してからこのブーツに空気を送り込んで膨らまし、氷をバリバリ割る構造です。ジェット機はそれでは間に合わないので翼先端のこの部分をエンジンコンプレッサーで圧縮した高温の空気を予め導いておいて、着氷しないようにしています。各翼の先端、エンジンのナセル先端は急に圧力が下がって着氷し易く、離着陸性能やエンジン効率に影響が発生するのでこの様な工夫がされています。
サーボ線の継ぎ足しは、3本の各線を1cm位づつ互い違いにカットして継ぎ足し部が重ならない様にすると継ぎ足し部分が太くならなく、またシュリンクチューブが仮に剥けてしまってもショート等のトラブルを防止出来ます。
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お便りありがとうございます。
YS-11の左右の主翼前縁についている黒い部品は何でしょうか? という記事を書いたら、早速お便りをいただきました。
「ブーツに空気を入れて膨らましてバリバリと氷を割る」
ん~かなりローテクといいますか、力技といいますか・・・。
当時はきっとその方法が確実だったのでしょうね。

翼への着氷は翼型そのものを変えてしまうので怖いですね。
1982年1月13日にワシントンナショナル空港を飛び立ったエア・フロリダ90便がポトマック川に掛かる橋梁に激突して乗客乗員79人のうち74人が死亡しています。また、橋の上の自動車の中にいた4人も死亡するという痛ましい事故でしたが、読者の皆様も記憶に残っているのではないでしょうか。

サーボのリード線のハンダ付けの件はおっしゃるとおりですね。
以前は私もそのようにしていたのですが最近は面倒臭くて・・・。
いけませんね、数々のインシデントが重なって大きなアクシデントになるといいますから。
これからは心を入れ替えて製作に望まないと。


さて、次のお便りです。

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ご無沙汰しております。フェニックスの後輩Kです。
グライダーにもなかなか行けず、失礼してしまいました。

スパッドの製作、いつもながら細部まできっちり手を入れて完成されましたね。
さすがです!
フライトの日が風の弱い日で、ゆったり飛んでいるシーンが見てみたいものですね。
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お便りありがとうございます。
あらあら、これも後輩のKくんですね。
SPADは前々回のラジコン日記を読んでいただくと分かるのですが・・・。
ズバリ墜ちちゃいました。

これに関しましては
「ナベさんが落としちゃダメでしょ?!」
というお叱りの、もとい励ましのご意見と
「たまには墜ちたほうが人間味があっていいんじゃない?!」
という投げやりの、もとい慰めのご意見をいただきました。

まぁ、嘘偽りを書いても仕方がないので、ただ「墜ちた」だけではなく、回収の模様も書いておきました。



Kくん、飛行場はいつでも君を待っているよ!


さて、最後のお便りです。

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毎週金曜日の夜は、日記の更新を楽しみにしています。
今回は、力作の墜落残念でした。
私は、新作機の初飛行では、必ず友人に横に付いてもらい、トリムや舵角切り替えのスイッチ操作をしてもらいます。
スティックから手が離せない場合は、これしかありません。
これで助かった機体は数知れずです。
ご参考になればと、初めてメールさせていただきました。
私は、シングル、ボタン打ちからのマニアで、
神奈川県厚木市在住の、YKと申します。
機体の復活と飛行成功の記事をお待ちします。
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お便りありがとうございます。

そうですねぇ~。
最近の初飛行は、私も取材スタッフもマンネリ化してしまって「助手を置いてサポートしてもらう」という基本中の基本が欠けてきてしまっていますね。
アドバイスありがとうございます。
これからは心を入れ替えて、そのようにします。

Yさんはシングルボタン打ちの頃からのマニアでしたか。
「飛行機の傾きを注視しながら修正舵をモールス信号に翻訳しながら打つ」
大昔、FUTABAのFT-5Eという送信機を触らせていただいたことがありますが・・・。
私には出来ません!^^;

そういえばYさんと全く同じ名前の模型店が東京の南千住にありましたが、まさか関係の方ではありませんよね?!
なんだか懐かしく思い出してしまいました。



ん~垂直尾翼と支柱を直せば飛びそうかな?!

一番重要なのは
「修理して再び飛ばそう!」
というモチベーションなんですけどね!^^;



それではまた来週! (^o^)/~~



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