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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(418)~復活なるか! 懐かしのパイパーカブJ3 その①~ (2017/11/17)

ナベさんのプロフィール

(過去の日記はこちら)



え~私事ですが・・・今年の3月に定年退職を迎えまして、平日もクラブの飛行場に出撃できる身分になりました。

私の所属しているクラブはカミツキガメで有名な千葉県の印旛沼沿いにありまして、会員数がなんと100名を越えるマンモスクラブです。

土日祝日は現役バリバリのF3Aコンペティター組、平日はスケール機中心のリタイア(定年退職者、年金者連盟)組、それに早朝専門の電動機&グライダーを中心とした地球環境を愛するエコ組に分類されます。
その中でも、それぞれのジャンルにおいて気の合う仲間同士がグループを作っていますから、組織としては国⇒県⇒市区町村のような感じで、それぞれが活発に活動を進めています。

でもって久し振りに平日組に参加させて頂くと・・・

「ナベさんはエンジン機やらないの?」
「そんんな訳じゃないけど・・・。」
「だったらエンジン機やろうよ! 第二次大戦の戦闘機とか!」
「・・・・・・・・・・」
「いやいや、第一次大戦の古典機なんかもいいよな!」
「・・・・・・・・・・」 更には
「ナベさんエンジン機持ってないの?」
と続きます。
「ん~あるにはあるけど、ずっと飛ばしていないから埃かぶってる。」
「何持ってるの? 何? 何?」
「ん~とりあえずバイバーカブJ3かな・・・。」 「カブいいじゃん! やろ! やろうよ!」
とっ矢継ぎ早に話が進み、気がついたら私もエンジン機を再開することになりました!^^;

という訳で、「復活なるか! 懐かしのパイパーカブJ3」と題しまして、これからJ3のメンテナンスを始めようと思います。



これが私のパイパーカブJ3です。

比較的きれいに見えるのですが、なにしろ9年前に撮った写真なので、今現在はボロボロの状態です。

当時もめずらしくENYAの120-4Cが積んであります。

ENYAエンジンはプラグがプロペラの回転面の方向を向いていますから、一般の人には敬遠されがちですが、写真のようにアタッチメントを付ければ何も問題ありません。
私はENYAエンジンの音が好きで、今でも愛用しています。



私のラジコン仲間とそのお子さんとのショットです。

このカブは大型でスパンが2.6mもあります。
大型の機体は視認性が良く、どっしりとしていて操縦しやすいのですが、その反面持ち運びが大変ですので自然と出番が少なくなってきます(笑)



このカブ、とにかくネジ止めの箇所が多くてフィールドで組み立てるのも一苦労しました。
また、突然の雨で撤収する時なんか、泣きたくなる思いでした。

そんな訳で、まずネジ止め部分を減らすことに専念しました。

まずは写真のアルミ製のカンザシですが、これが主翼の中に2本通っています。
これが左右の翼にタッピングビスで固定されていますから、ここだけで4個のビスを使用します。

胴体の幅と主翼の中の奥行きを足してみたらカンザシの長さと6mmしか違いません。
カンザシが左右に6mm位ズレても問題ないということで、このビスは省略することにしました。



その代わり、左右の主翼はスプリングで固定することにしました。

写真は胴体を裏返しにしたものです。
左右の主翼にヒートンを立て、DIY店で購入したスプリングを引っ掛けて固定します。



次に支柱を胴体に固定する方法ですが、オリジナルキットではM2のボルトナットで固定することになっていましたが、これは以前ヘリコプターに使用していたボールリンクに変更しました。



続いて支柱を主翼に固定する方法ですが、これもオリジナルキットではタッピングビスで止める方法でした。
ビス類はフィールドで無くすと、探すのが大変なんですよね。

これは小さなエレベーターホーンを主翼に取り付け、ロッドアジャスターを使って止める方法にしました。

ロッドアジャスターのピアノ線を支柱に取付け、木綿糸を巻いて、その上からエポキシ系接着剤をたっぷりと塗った後、ドライヤーの熱でまんべんなく流していきます。



支柱部分の全体像です。

これでビスを10個省略することが出来ましたし、工具を使わずに支柱の脱着が出来るようにもなりました。

ちなみに機体識別番号の「1405」とは、この機体の初飛行が平成14年5月だったことを意味しています。



話は変わって・・・。

平成20年9月28日に当クラブで第一回カブ主総会を開催したときの記念写真です。
私も参加させていただきました。

このような思い出が、私をエンジン機に復活させた原動力になっているのかもしれません。



アルカス大橋さんのフィゼラーシュトルヒの前でふたりで談笑しています。

「ナベさん元気?」
「はい、おかげさまで。 大橋さんはお元気ですか?」
「最近目がねぇ~。 視力が弱るとだんだん機体が大きくなるよね(笑)」
もう何年もお会いしてなかったのですが、共通の趣味があると話が弾みますね。



これは今は無きRCエアワールド誌の編集部に頼んで取材に来て貰ったときの記事です。

モノクロのページでしたが1ページ丸々使っていただきました。



最後はこれ!

フィルムをカットして機体の識別番号を製作するのに参考になるかと思いますので、参考までに掲載しておきます。



それではまた来週! (^o^)/~~



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