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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(433)~OMEGA-Eの製作⑦~(2018/03/02)

ナベさんのプロフィール

(過去の日記はこちら)


今週はエレベーター・ラダーサーボのリンケージを完成させます。



こちらはキットに付属していたラダーリンケージロッドとアジャスターのアッセンブリーです。 ラダーはガタの少ないボールリンクわ採用しているんですね。



まずはラダーロッドにハンダメッキをします。
このロッドは通常のピアノ線を使用していますが、既にノイズレスパイプが胴体内側に固定されているため、サーボハウス側からは入るのですが細い胴体尾部からは入りません。したがってピアノ線をノイズレスパイプに通したままハンダ付けをします。
ハンダゴテの熱でノイズレスパイプが溶けないように手際よくハンダ付けをする必要があります。
また、ピアノ線を万力で固定して、ハンダゴテの熱が万力で遮えぎるようにしています。



アジャスターのほうにもハンダメッキをしておきます。
こちらの素材は真鍮のようです。



ピアノ線にアジャスターをハンダ付けしました。
熱が冷めたら引っ張ってみてハンダ付けが上手く出来たかよく確認しておきましょう。



次はラダーホーンの取付けです。ボールリングが取付けられる様にバイスを使って穴を開けます。



ロッドをボールに取付けたら完成です。
まるでヘリコプターのリンケージのようですね。

ところが・・・。
これで遊びのないリンケージが完成した!と思ったらラダー左の舵角が足りません。
原因は胴体内部に接着されているノイズレスパイプが長過ぎて、ロッドアジャスターがパイプに当たって動きが取れないようです。
ノイズレスパイプとボールリンクのリンケージアッセンブリーは共にキットの付属のパーツだったのに・・・。

こんなこともあるんですね。



という訳で・・・。
仕方がないのでボールリンクを止め、ピアノ線をL字に曲げるという最もシンプルな方法にリンケージを変更しました。

機体が綺麗で高品質なだけに、ここだけシンプル過ぎて残念です。



次はエレベーターリンケージですが、垂直尾翼内のベルクランクがカタカタ動いてしまい垂直尾翼の溝からホーンの穴を探すのが大変です。
ホーンの穴に爪楊枝を挿してベルクランクが逃げないようにします。



ホーンの穴が見つかったら、爪楊枝を尾翼の幅にカットしてマスキングテープで固定しておきました。



左右の水平尾翼を差し込みます。

オメガ-Eの水平尾翼はオールフライングエレベーターなので、写真手前の太いカーボンカンザシが回転部分の中心になります。
後ろの2mmのピアノ線が左右の水平尾翼の動きを連動させています。



ところが何度か仮り組みしているうちに・・・。
ピアノ線が水平尾翼の中にすっぽりと入ってしまいました。
『やばいよ! やばいよ!』



水平尾翼を陽の光に透かしてみると・・・。
中に入っているピアノ線がはっきりと見えます。

『だいたいこのピアノ線、長さが短か過ぎるから入っちゃうんだよ!』
と文句を言っても後の祭りです。



テレビで平昌オリンピックを見ながらずっと水平尾翼を振っていたのですがダメです。ピアノ線は出てきません。

仕方がないので改めて長めのピアノ線を挿入することにします。

エレベーターサーボを動かすたびに水平尾翼の中からカラカラと音がするのがなんとも情けないのですが。



左右の水平尾翼を繋ぎます。
水平尾翼の裏からビスで固定する方法もあるのですが、やや大袈裟なのと素材がグラスですから、やがてグスグスになってしまうのではと思案していたら・・・。
『そんなのテープで止めちゃえばいいじゃない?』
先輩から思わぬヒントをいただきました!

そっかー! 思わぬヒントを頂きました。
目からうろこが落ちるとはこのことです!
早速、水平尾翼の前縁部分に住友3Mの透明テープを貼りました。
目立たないしスマートだし、とても良い感じです。



エレベーター・ラダーサーボ側のリンケージです。
何度も動かしてみて、どこかに当たる部分がないか確認します。



これは胴体前方のモーターマウントの穴からサーボベットを見た所を写真に撮りました。
胴体に対してサーボベットが傾いていないか、こちらからもチェックします。



サーボを動かしてみて、エレベーター・ラダーの各舵が適正に動いているか確認してからやっとサーボベットの接着になります。
接着には瞬間接着剤でスポット接着をしてからスーパーXでしっかりと接着します。

エレベーター・ラダーサーボベットは胴体の補強材の役割も兼ねますので、接着剤が硬化すると胴体の剛性感も格段に上がります。



さて、いよいよパワーユニットの取り付けになります。

読者の皆様はあまり聞いたことがないモーターかも知れませんが、私はLOTONの200W/10を使用することにしました。
このモーターの特徴は一見インナーモーターに見えるのですが列記としたアウターランナーなのです。
つまり、アウターランナーの外側をケースで囲いモーターの回転部分とリード線の接触・断線を未然に防いでいるんです。
ケースドアウターランナーとでも呼びましょうか、今回のオメガ-Eのような細い胴体のグライダーには最適なモーターです。



LOTONを前から見たところです。
ケースドの割には放熱に配慮されている設計です。



ケースドアウターランナーですから配線も後ろから持って来れます。
これなら胴体内の配線がスマートになって良いですね。



それではまた来週! (^o^)/~~



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