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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(441)~作りかけのスーパーチップマンクの製作③~(2018/04/27)

ナベさんのプロフィール

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今週はメカ積みの続きをやります。
メカ積みといってもサーボの組込みやリンケージは約20年前にやってあったので(笑)、その動作確認と受信機などの積込みです。



送信機と受信機のバインドをします。といっても72MHzですからホッピングはしません。
受信機が周波数をスキャンして送信電波の周波数と合わせるだけです。
約20年前といったらクリスタルを差し替えていましたから、それに比べると便利になりました。

余談ですが、シンセサイザー方式といいますと、アマチュア無線機の方が導入が早かったように覚えています。昔のアマチュア無線機はVFO(Variable Frequency Oscillater)によりバンド内を周波数が連続 的に可変することが出来ました。
それはそれで良いのですが、安定度が悪くてしばらくすると周波数がズレたり不安定になったりしました。そのことによりシンセサイザー方式をいち早く導入したので周波数の安定度がクリスタル並みに向上し、それと同時に多チャンネル化が実現しました。

随分話が脱線してしまいましたね!^^;



次は受信機を固定するベットの製作です。

昔は受信機をスポンジに包んで胴体の空いている所にポィッと押し込んでいたのですが(私だけじゃないですよ! みんなそれが普通でした。)、今は過激なGが掛かりますし、メンテナンス性のことを考えるとちゃんとベットを作って固定しておきます。



こんな感じで錐を使ってベルクロが通るスリットを開けています。



今度はサーボを設置する穴を塞ぎます。
サーボベットの厚さが3mmでしたので、手持ちの1.5mmのベニヤ板を2枚重ねることにします。



多少の修正もしましたがベニヤ板がきれいに入りましたので、瞬間接着剤を使って接着します。



受信機を固定するベルクロを受信機の寸法に合わせてカットします。



エポキシ系接着剤を使ってベルクロを接着します。固定バンドも取付けるとこんな感じになりました。



次はアンテナ止めを作ります。
今は2.4MHz全盛の時代ですから「何をやっているんだ(笑)」と思われる方もいらっしゃると思いますが、まぁ昔はこんな作業もあったんだと暖かい目で見守ってください。



適当な箇所にアンテナ止めを接着します。
もう、この写真で何をやりたいのか、賢明な読者の方なら見抜いていますよね?!



アンテナを1回こぶ結びにしてアンテナ止めを通します。
こうしておくと、万が一アンテナを踏んでしまったり何かに引っかかったりした時でも、その力が受信機の基板に直接掛からないようにするためです。
これも2.4GHzを使用する方には無縁の作業です(笑)



受信機の設置が終わりました。
なんとなく整然としていて良い感じです(自己満足???)。



バルサとベニヤ製の胴体ですので電波の透過率は良いです。
ですから、アンテナはなるべく胴体内を通して余った部分を胴体尾部から外部に露出します。

まずは胴体尾部に錐で穴を開けて・・・。
これも2.4GHzユーザーには無縁の作業です。



穴の開いた穴から長めのピアノ線を挿入します。



マスキングテープを使って通してピアノ線とアンテナの先端を繋ぎます。



胴体尾部からピアノ線を静かにゆっくりと引き出すと・・・アンテナが出てきました!



後はテープを使ってアンテナを胴体に固定したら完了です。



次はスイッチハーネスの取付けです。
取付け位置はエンジンの排気の来る方向とは反対側で、なおかつ外側からも内側からも良く見て適当な位置を決めます。

取り付ける位置が決まったら、ビス穴の位置にマチ針を刺します。



スイッチプレートをビスで固定したら、今度はスイッチの開口部の四隅にマチ針を刺します。



マチ針の穴を目安にしてカッターで胴体側板に穴を開けます。



スイッチの動きに支障がないように、カッターで開けた穴を少々広げます。
スイッチの動きがスムーズであることを確認したらスイッチハーネスを取付けて完了です。

昔、スイッチの穴が不完全で完全にスライドせずにスイッチをONにしたにもかかわらず、飛行中に導通が無くなり、ノーコンで墜落した事例がありましたので、スイッチハーネスひとつ取付けるだけでも軽視できませんね。



それではまた来週! (^o^)/~~



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