【 アウトレット 】 Trendy EP
FLYFLYHOBBYの電動VテールグライダーのTrendy EPです。
胴体ポッドはグラス製塗装仕上げ、主翼はバルサリブ組みフィルム貼りで、Vテール尾翼はバルサ製フィルム貼り、テールブームはカーボン製です。主翼は中央(フラップあり)と左右(エルロンあり)の3分割になっています。
飛行自体は浮きも良く安定していますが、さすがFLYFLYHOBBY製といったところで、説明書はあてにならず、手を加えるところもいろいろありますので製作のハードルはかなり高めです。製作についてのアドバイス、注意点などをこのページ内に記載、写真掲載しておりますのでご購入前にご確認ください。
このページに記載の製作方法以外でもいろいろアイディアを練ってより良い製作ができるかもしれませんが、説明書通りに製作すれば誰でも製作できるというレベルではないので、モーターグライダーを数機製作した経験がある中上級者向けの機体です。
本来は2万円程度で販売の予定でしたが、長期在庫品で手を加えるところも多いのでアウトレット扱いで13,333円です。
こちらは複数機在庫があります。
【 機体データ 】
スパン:2250mm
全長:1000mm
重量:約860g(機体のみ(※付属品は含む))
全備重量約700g
コントロール:6チャンネル、サーボ(エルロン2、フラップ1、Vテール2)
【 付属品 】
ホーン、ロッド、ロッドストッパーなどのリンケージ部品、エルロンサーボカバーが付属します
※写真に写っている折ペラ、スピナー、メカ類は撮影用に取り付けたもので実際のキットには付属しません
【 メカ類の搭載例 】
●モーター(直径28mmクラス、静止推力500g以上)
FSD FC2835-10 830KV(フロントマウントタイプ)
マウントの厚みが約2.5mmあるのでモーター固定用にモーターマウントビス(3mm穴用)長さ6mmサイズがお勧めです
●アンプ 20Aクラス(BEC2A以上のアンプをお勧めします)
Sunrise Model 20A PRO SBEC 3A ブラシレスESC
または
HOBBYWING SKYWALKER 20A ブラシレスESC
●サーボ
Vテール用ミニサーボ2個
E-MAX デジタルミニサーボ(メタルギヤ) ES08MD IIなどの小さめのミニサーボ
エルロン、フラップ用薄型ウイングサーボ2個
E-MAX 薄型ミニサーボ ES3301、 ES3302、 ES3351、ES3352など厚さ9mm以下のサーボ
●受信機
6チャンネル以上の受信機
●バッテリー 11.1Vの長細いリポバッテリー
【72x26x19mm Square】 リポバッテリー KYPOM K6 11.1V 1000mA 35C-70C
【70x26.5x20mm Square】 リポバッテリー KYPOM K6 11.1V 850mA 35C-70C
●延長コード(サーボコードを20cmとした場合)
【フック付】FUSE ノーマルストレートコード 70cm (ツメなし) 2本(主翼エルロン側:中央翼中心から左右翼の取付位置まで約53cm)
【フック付】FUSE ノーマルストレートコード 20cm (ツメなし) 3本(胴体側)
●直径28mmの折ペラ用スピナー(グライダー側カット面直径は約30mmです)
折ペラ用アルミスピナー 折ペラ用アルミスピナー 【Bタイプ】(直径28mm: 3mm、4mmシャフト用)※FC2835搭載の場合は4mmシャフト選択
●折ペラ(FSD FC2835-10 830KV搭載の場合)
折ペラ(Bタイプ) 12x6またはカーボン折ペラ(Bタイプ) 12x6.5
【 製作上のご注意 (以下の点につきまして予めご理解、ご了承下さい。)】
・モーター搭載のためノーズ部分がカットされたEPタイプですが、本来電動ではないものを無理やりノーズカットして電動にしたものと思われ、ポット内のスペースがほとんどありません。モーター搭載時はポットに穴を開けてコード部分をいったん機外へ出す必要があります。(当ページ内に製作例の写真あり)
・マウントの厚みが約2.5mmあるのでモーター固定用にモーターマウントビス(3mm穴用)長さ6mmサイズがお勧めです。またノーズ側から見たマウントと胴体ポットの接着部分に隙間が空いている場合がありますのでエポキシや瞬間接着剤などで埋めて補強して下さい。
・サーボベットは付属しませんが搭載スペースもないため、当店で製作した際にはミニサーボをシュリンクで包んでからポットの内側に接着固定して取り付けました。またリンケージロッド固定のため、べニア板で枠を作り、ロッドの長さ調整のためホイールストッパー(凸型)内径2.1mmタイプを利用しました。(ページ内の写真参照)
・受信機はモーターに当たらない程度の位置までノーズ先端の奥へ押し込み、バッテリーは長細いSquareタイプを利用しました。通常の状態では主翼を取り外さないとバッテリーの出し入れができませんので、思い切ってノーズ上部付近をカットして開口部を作ったほうがよいかもしれません。
・主翼と胴体の取付は2本のプラスチックボルトで行いますが、胴体側のツメ付きナットが主翼に対して歪んでいる場合があるので胴体と主翼が水平にならない、胴体に対して直線にならない場合があります。また胴体側の穴位置と主翼側の穴位置が合わない場合もあります。本格的に調整するためにはツメ付きナットをいったん外す必要がありますが、ガッチリ接着されていて外すことが難しいので、主翼側の穴位置を削り調整したり、胴体と主翼の間にテープを貼る等などして調整したほうが簡単です。ゆっくりフライトする機体なので多少の歪みの場合はそのまま飛行させてトリムで調整しても良さそうです。
・胴体ポッドのグラスが薄めで強度が弱いため、特にツメ付きナット付近など力のかかる部分はつなぎ目に亀裂が入ってくることがありますので瞬間接着剤などで補修して下さい。
・フラップサーボの取付位置は中央に取り付けるため、胴体内部のリンケージと干渉しないよう主翼上側に穴を開けてホーンを出してリンケージする設計になっています。(このページ内の写真参照)
・テールブームとVテールを取り付ける台座が予め接着されていますが、緩んでくることがあるため、前もって低粘度の瞬間接着剤を流し込んで補強して下さい。
・Vテールの尾翼を取り付ける際は、接着面のフィルムを剥がして下さい。
・左右翼の固定について説明書に指示がないため、飛行時は紙テープなど比較的剥がしやすいテープで固定して下さい。ガタが心配な場合は主翼が長くなってしまいますが接着をお勧めします。
・中央主翼と左右の主翼はアルミパイプで繋ぎますが、アルミパイプは左右の主翼側に予め接着固定したほうがよいです。またノックピンは付属していないので当店で直径2mm長さ約2cmのピアノ線2本を付属させていますので、これを5mmほど頭が出るように左右の主翼にある穴に差し込んで接着して下さい。穴は埋まっていたり貫通していなかったりするので予め2mmのドリルで貫通させておいてください。
(このページ内の写真参照)
・アルミチューブは予め曲げられていますが、左右で微妙に角度が違う場合がありますので気になる場合は修正して下さい。多少の違いの場合は飛行にはさほど影響しません。
・抜け防止のためか、ロッドを固定するリンケージストッパーのナットがかなりきつめなのでラジオペンチなどを使ってナットを回して下さい。
・説明書上の図解にある舵につけるホーンと付属するホーンの形状が違います。付属するホーンはネジ2本で固定するタイプです。
・説明書上、サーボカバーは4か所をネジ止めするような図になっていますが、ネジは付属しません。ネジ止めするとカバーが歪む場合もあるのでテープなどで固定することをお勧めします。
・説明書上、エレベーターの舵角度が上下20mm、エルロンは上下15mmになっていますが、構造上、ダウン側は20mmや15mmもとることができません。ただ、グライダーなのでそんなに大きな舵角は必要ありません。舵が物理的に動作可能な範囲での最大舵角で大丈夫です。
・説明書上、フラップサーボにもサーボカバーをつけるようになっていますが、胴体中央に設置され取付口は胴体に接しているのでサーボカバーはつけません。
・説明書上、エルロン左右、フラップ中央に使うロッドが「1.0x850mm --- 3」と記載されていますが実際の長さは約10㎝のものです。
・25mmx37mmの小さいべニア板が入っていますが、説明書にも記載がなく、何に使うのかが不明です。胴体内部でロッドを支える木枠として利用してもよいかもしれません。
・グラス胴表面に製造時にできたと思われる小キズ、剥がれ、ヒビ等がある場合があります。飛行に差し支えない程度でしたらお客様にて修復をお願い致します。
・手作業による製造のため、胴体表面に緩やかな凹凸、多少の歪みがある場合があります。歪みがある場合、高温のお湯やストーブなどで暖めるとやわらかくなり、修正することがでできます。
・長期在庫品のためフィルムにシワが出ている場合や接着部分が劣化している場合がありますのでよくご確認の上、必要に応じて修復下さい。
・マウントの厚みが約2.5mmあるのでモーター固定用にモーターマウントビス(3mm穴用)長さ6mmサイズがお勧めです。ネジ穴は長穴が空いていますが、FSD2835の場合、16mm対穴だと長穴でも内側に削らないとモーター側のネジ穴と合いません。またノーズ側から見たマウントと胴体ポットの接着部分に隙間が空いている場合がありますのでエポキシや瞬間接着剤などで埋めて補強して下さい。
モーター搭載時はポットに穴を開けてコード部分をいったん機外へ出す必要があります。写真のモーターはE-MAX BL2215(販売終了品)ですが、FSD 2835搭載時も同じです
サーボベットは付属しませんが搭載スペースもないため、当店で製作した際にはミニサーボをシュリンクで包んでからポットの内側に接着固定して取り付けました。またリンケージロッド固定のため、べニア板で枠を作り、ロッドの長さ調整のためホイールストッパー(凸型)内径2.1mmタイプを利用しました
フラップサーボは主翼中央に取り付けるため、胴体内部のリンケージと干渉しないよう主翼上側の穴からホーンを出してリンケージする設計になっています
中央主翼と左右の主翼はアルミパイプで繋ぎますが、アルミパイプは左右の主翼側に予め接着固定したほうがよいです。またノックピンは付属していないので当店で直径2mm長さ約2cmのピアノ線2本を付属させていますので、これを5mmほど頭が出るように左右の主翼にある穴に差し込んで接着して下さい。穴は埋まっていたり貫通していなかったりするので予め2mmのドリルで貫通させておいてください
Vテール部分のリンケージ例