「ナベさんの気ままなラジコン日記」(最終回)~パイパー・ポーニーの製作&フライト~ (2020/09/25)
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今年の夏は異常といえるほどの暑さでしたが、ここ数日ようやく秋らしくなってきて、少しずつてはありますが、いつもの灼熱地獄から解放されつつあります。
私の8月中のラジコンライフは100%が製作だったのですが、ようやく製作60%フライト40%に移行してきました。
ここにきて政府はGO TOトラベルを推奨しています。
これからはGO TOイートも始めるようですが、私たちラジコンマニアのGO TOフライトは、いわれなくても各地で盛んだと思います(笑)。
ですよね?!
さて、今週はパイパーポーニーの製作とフライトについてご紹介します。
それから大切なお知らせもありますので、最後までご覧いただぎたいと思います。
受信機のアンテナを胴体内に通します。
このキットはアンテナを通すノイズレスチューブは既に胴体内に設置されています。
もっとも2.4GHzを使用している多くのユーザーの方には必要のない作業ですが・・・。
余ったアンテナは胴体尾部から外に出します。
長い保管の末、胴体側面と底面の境のフィルムが剥がれかけていました。
フィルムとフィルムの重なりシロが少ないので、別のフィルムを短冊状にカットして機首から尾部まで重ね貼りすることにしました。
カウリングにプラグヒート用の穴を開けます。
プラグヒートから胴体側面まで延長線を引き、適当な長さの場所に印をします。
カウリングを取付けたら、プラグヒートの位置を再現します。
同様のやり方でニードルの位置も再現します。
穴はいきなり大きく開けず、カウリングの外からニードルの位置をよく見て修正しながら徐々に広げていきます。
燃料パイプを外に出します。
燃料パイプは、カウリングの取付けの際、いちいち長目のパイプをカットして使う訳にもいきませんから、写真の様に別の燃料パイプとアルミ管を使ってカウリングの外に誘導します。
こんな感じで取り出しました。
アルミ管をU字に曲げて処理しておきます。
次はキャノピーの取付けです。
錐でビス穴を開けますが、ビス穴はビスの直径よりも、やや大きめに開けます。
マスキングテープを使ってキャノピーを胴体に固定したら、ビス穴を開けてキャノピーを一旦外して瞬間接着剤を1滴たらした後、ビスで固定します。
最後にこんなパーツが余りました。
なんだろうと思ってキットの箱の写真を見たら、どうやらハッチの上に付けるパーツだということが分かりました。
早速カットして取付けます。
キットの写真をよく見て場所を決めたら接着します。
接着剤が完全に硬化するまでマスキングテープを使って固定しておきます。
ついにパイパーポーニーが完成しました!
元々が農薬散布やグライダーの曳航に使われている機体ですから、写真のようなグリーンのフィールドがよく似合います。
前方から見るとこんな感じです。
主翼に取付けられた支柱がパイパーポーニーの大きな特徴です。
後方から見たところです。
地面を見やすいようにした設計なのか、キャノピーが立っています。
僅かな滑走距離でパイパーポーニーが飛び立ちました。
私の製作した機体の全備重量が3,680gになりましたが、何しろこのポーニーは翼面積が60.7dm2もありますから余裕で離陸しました。
「エンジン音を楽しみながら、ゆっくりと穏やかに飛ばしたい」という製作コンセプトに見事に合った機体でした。
大型機ですので飛行中のエルロンやラダーの動きが手に取る様にわかります。
またフラップも試したのですが、元々軽翼面荷重の機体ですので、それほど大きな効果は見られませんでした。
むしろ多少風のある日はフラップを使わずに、スピードを生かしながら着陸させた方がコントロールしやすいです。
ここで重要なお知らせがあります。
2009年11月から約11年間、全565回にわたって連載してきました「ナベさんの気ままなラジコン日記」も、諸般の事情により、今回を持ちまして終了させていただきます。
長い間ご支援をいただきました読者の皆様、KKHOBBYをはじめ、ご協力をいただきました関係業界の皆様には心から御礼申し上げます。
11年間という長い年月を考えると、山あり谷ありの人生でしたが、このラジコン飛行機という素晴らしい趣味のおかげで、素敵な仲間と出会い、人生の苦しい時期も乗り越えられたのだと思います。
私も定年退職を迎え、今では一人の年金生活者として過ごしています。
もし、どこかのフィールドで見かけるようなことがありましたら、遠慮なく声を掛けてください。そして楽しいラジコン談話ができたら嬉しいなぁと思います。
最後に、もう一つの私のブログをご紹介させていただきたいと思います。
こちらはMuragonブログ 「ためらわない,迷わない 迷い人」で検索していただけたら分かります。
このブログはラジコンだけではなく、旅行、美味しい店、映画、バイクなど、私の定年生活全般について書いております。
もし気に入った記事がありましたら「nice!」をクリックしてコメントとをいただけたらありがたいです。
テストパイロットを務めていただいたFさんと私。 私はカメラマンに徹しました。
それでは読者の皆さん、長い間お付き合いいただきまして本当にありがとうございました。
2020年9月25日 ナベさんでした
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