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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(66)~世にも奇妙な出来事③~(2011/02/04)


先週、空中衝突について記事を書きましたら、早速反響がありましたので、紹介させていただきます。

ハンドルネームyoshiさんからのお便りです。
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空中衝突した双方ともダメージが大きく、金銭では解決できない問題だと思います。高価なスタント機も何かあれば墜落、大破の危険性をもった趣味ですから、その覚悟で楽しむべきもので、そのくらいの余裕が無い人は、この趣味をやるべきでは無いと思います。
また、高度なスタント飛行をやっている人が偉いような印象をもっているとするとこれも間違いで、趣味の世界では、初心者も熟練者も同じでないと趣味として楽しめないと思います。
私は、以前、ユニオンから発売されていたマイクロゼロ戦で6機程度の同時飛行をやっていましたが、よく空中衝突しました(狙っていたかも)、でも、みんな笑いながら楽しんでいました。日頃のストレスから解消されるのが趣味の世界です。
今年は、クラブの事務局をやることになりましたが、笑いの絶えないクラブにしたいと思っています。
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yoshiさん、ありがとうございます。
私も全面的にyoshiさんの考えに賛成です!
私と同じ意見の人がいて、正直なところ安心しています。

私の日記に反響があるのは嬉しいことですし、それと同時に私の常識が世間の常識とかけ離れていないか、検証する良い機会にもなります。自分がラジコンに夢中になればなる程、社会から見て偏った存在になっていないか常に注意を払う必要があると思っています。

さて、世にも奇妙な出来事の3回目です。
これも20年以上の前の私がRCクラブに入っていない時の話です。

週末になると、いつもの造成地にラジコン愛好家が集まり、思い思いにラジコン飛行機を飛ばして楽しんでいました。その後、私は仕事の関係で土曜日と日曜日が勤務の部署に人事異動があり、その場所で飛ばせなくなってしまいました。
それから更に3年が経ち、土日が休日の部署に異動したため、再びラジコン飛行機を楽しむために昔の造成地に行きました。

しばらくぶりに造成地に行ったせいか、ラジコン愛好家のメンバーが様変わりしていましたが、あまり気にしませんでした。私がラジコンの機材を広げていると、私の周りに5~6人の人たちが私を取り囲み
「ここはクラブの飛行場だからクラブ員以外は飛ばしてはいけない」と言いました。
以下、私とその人たちの会話です。
私「3年前にここで飛ばしていました」
※「今はクラブになった」
私「入会させてもらえないのですか」
※「今は会員を募集していない」
私「ここはクラブの飛行場ではなく、造成地なのでは?」
※「私たちは企業庁から許可を取っている」
私「おかしいですね。都市計画区域内の造成地で、わざわざラジコンの飛行を許可する企業庁なんて聞いたこともない」と言うと、その人たちは少し怯みました。
しばらくして
※ 「バンドは何番か」と言うので
私「85です」と答えると
メンバーの一人が
「それは私のバンドだ」と答えました。
もうここまでくると呆れて物も言えません。

とりあえず、そこのクラブの副会長が私の知っている人だったので、夜に電話をして真相を掴むことにしました。

私と副会長の会話
私「あそこの造成地は企業庁の許可を取ってあると言っていましたが、そうであれば許可書を見せてください」
副「許可は取っていない」
私「ということは、あなたのクラブ員は私に嘘をついたということですか」
副「企業庁に知り合いがいるらしい」
私「嘘をついたということですか」
副「申し訳ない。それが事実だとすれば嘘をついたことになる。今度会ったら良く指導しておく」
私「『85バンドは私のバンドだ』と主張する会員がいましたが、電波の周波数って個人が占有できるものでしたっけ」
副「たまたまクラブ内でバンドを決めていた」
私「電波って、個人の所有物なんですか」
副「申し訳ない。電波は公共の物です。だれもが使って良い物です」

しばらくその様なやり取りをした後、副会長から私に「クラブに入らないか」と誘われましたが、そんな人たちと一緒に飛ばせるはずがありません。
その日から、私は飛行場所を探す日々が始まりました。

私が言いたいのは、当時のラジコン集団(今も?)は排他的な考え方の人が多く、よそ者は排除する傾向が非常に強かったということです。
そのためには平気で嘘を付く人もいました。
これがラジコンを楽しむ人間の現状なのかと思うと、呆れるを通り越して悲しくなりました。

私はたまたま行政組織のしくみと電波法を多少知っていたから反論ができたものの、普通の人でしたら、その場をすごすごと退散していたことでしょう。
そればかりか、私が最も恐れていることは『ラジコンをやる人は野蛮な人間だ』と世間一般から思われたくないということです。

なんともやるせない話で、普通の人間ならとっくにラジコンを辞めていてもおかしくないのですが、なぜか私は今でもラジコンを続けています。
私ってよっぽど面の皮が厚いのか、ずうずうしいのかも知れませんね!^^;



この画像は本文とは関係はありません。

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