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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(69)~TL-2000 140電動化計画③~(2011/02/25)


TL-2000 140電動化計画の第3回目です。
今週は主翼のエルロンとフラップのリンケージをします。
キットに付属しているリンケージパーツを見ますと、リンケージロッドは太くて剛性も高くて良いのですが、クレビスと動翼を小さなビスで接続するタイプのものが付いています。ホーンの長さを調整するためにこのビスを飛行場で落としたら、たぶん見つからないことでしょう。
そんな訳で、ホーンはキット付属のものを使いますが、ロッドアジャスターは別売りのものを使うことにしました。

リンケージの方法ですがTL-2000が大きいことを除けば、普通のリンケージと特に変わったところはありません。エルロンはサーボがニュートラルの位置でサーボホーンとロッドを直交させます。フラップは下の舵しか使いませんから、サーボホーンをオフセットして取り付けます。
また、エルロンは胴体の中心線に対して左右対称にリンケージをしますが、フラップの場合は送信機にデュアルフラップのミキシング機能が付いているかによって変わってきます。

それでは写真を見ながら製作を進めていきましょう!



エルロンホーンの取付け位置を決めるために、三角定規を使ってヒンジラインに垂線を引きます。エルロンホーンが長いので、サーボホーンのストロークも長めに取ります。



エルロンホーンの取付け位置が決まりましたら、ホーンを取り付ける前にビスにスムーズにチップが入るように、錐やバイスを使って事前に穴の大きさを調整しておきます。この辺が中国スピリッツというところですね。



マスキングテープを使ってエルロンがニュートラルになる位置に固定しておきます。写真のようにロッドアジャスターを折り曲げる位置にフエルトペンで印を付けます。



ロッドアジャスターのピアノ線を折り曲げる位置が決まりましたら、Zベンダーを使って、ピアノ線をクランクに折り曲げます。サーボホーンの穴はピアノ線の太さに合わせますが、動きが渋くならない程度にして、必要以上に大きな穴は開けないようにします。



エルロンサーボ2個とフラップサーボ2個のリンケージが終了しました。送信機のサブトリムを使って主翼の後縁が一直線にそろうようにします。送信機で調整が取りきれなかった分は、ロッドアジャスターのクレビスを回して機械的に調整します。



こちらは主翼の裏面です。エルロンのリンケージはシンメトリー(左右対称)になっていますが、送信機のデュアルフラップ機能を使わない場合、フラップは同じ方向にリンケージをしています。フラップは下の舵しか操作しないので、サーボホーンがオフセットされているのが分かるでしょうか。



出来上がった主翼を胴体に仮止めしてみます。胴体にアルミでできているカンザシを通すのですが、カンザシ受けの中に胴体の塗料が入りこんでいて、カンザシを挿入するのが渋いかもしれません。これは何度か出し入れしているうちに、中の塗料が剥がれてスムーズになりました。



カンザシの前後に主翼を固定するための2つのダウエルがあります。このダウエルと胴体の穴が合うように、リーマーを使って胴体の穴の大きさを調整します。



適当な大きさに穴を開けたら、主翼の取り付け部分が胴体のフィレットに合うようにルーターで穴の形を整えます。この時、左右の主翼の迎え角が均等になるように調整します。



主翼のダウエルにはネジ山が切ってあり、胴体の内側から蝶ネジで固定する方式を採っています。



胴体に主翼を取り付けてみました。主翼と胴体のフィレットとのつながりもスムーズに仕上げることが出来ました。また、胴体と主翼の間に隙間がありません。なかなかの精度です。

このTL-2000、部分的な工作は普通に進められるのですが、胴体に主翼を組むときは大きなスペースが必要になってきます。私の場合、家族が買い物に出かけた隙を狙って居間で組み上げてみたりしています。まぁ、「鬼の居ぬ間の洗濯」でしょうか?!^^;

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