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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(267)~モーターグライダーMOAの製作⑤~(2014/12/12)

ナベさんのプロフィール

(過去の日記はこちら)



寒い冬の朝です。
影が長く伸びているので早朝だということが分かります。

風は1~2m/sくらいの微風です。
初フライトには最適なコンディションになりました。



私の製作したMOAの総重量は590g(2セル1300mAhリポバッテリー90gを含む)になりました。
この機体は接着剤を全く使わないので、おそらく誰が作っても同じような重量になると思います。
ウイングスパンが1.5mと小型のグライダーですが、こうしてフィールドで見ると、なかなかどうして堂々としたスケール感を醸し出しています。



前から見ると、こんな感じです。

実機に比べて鼻が長くて丸いので、なかなか愛嬌があります。

主翼は見てのとおりのガルウイング。
主翼中央部には適度な上反角が付いて、翼端部には少々下反角が付いています。



斜め後方から見たMOAです。

この角度から見たミニモアのガルウイングは美しいですね。



今日は都合によりいつものNカメラマンが欠席です。

MOAを上空高く上げてからトリムを取ります。

EPO製の機体なので、グラス製やバルサ製のグライダーのようにトリムの1クリック1クリックがシビアに影響は出ません。
なんとなく、こんなもんかなぁ~って具合にトリムを取ります。

グライダーが大きく旋回を始めたので、操縦しながらひとりで画像を撮ります。

初飛行なのにこんなこと、普段は絶対しません!



翼に日の光が透けて美しいです。

こんなに美しい機体が手軽に作れて、すぐに飛ばせる状態になるなんで、ラジコン界の時代の進化を感じます。

ホント!
長生きしてて良かった! じゃなくて、長くラジコンを続けてきて良かった!^^;



送信機から手を離していると、MOAはRの大きな旋回に入りました。

主翼中央部の上反角と主翼翼端部の下反角が互いにキャンセルし合うためか、復元力は感じられません。
かといって内側に回りこむこともなく、一定のバンク角で旋回を続けます。



わぁ~落ちるぅ~!

夢中になって画像を撮っていたら、思いの外グライダーの高度が下がっていました。
危ない危ない!



グライダーの自己撮りを諦めていたところにグライダーの重鎮、Tさんが来ました!

そういえばTさん、私と同じカメラFZ-150を持っているのに気付きました。

「Tさん、写真撮って~!」ということで即席のカメラマン誕生です。

私はMOAの操縦に徹すればいいので、楽チンです。



軽く手投げしたMOAは軽快に上昇していきます。

パワーユニットのデータを取り忘れましたが、十分な上昇率です。



太陽の光に翼が透けて、エルロンのリード線が透けて見えます。

とても美しい機体です。

スケール機なので仕方がないのですが、主翼の長さの割りに胴体のテールモーメントが短く、且つ垂直尾翼の面積が少ないので、エルロンの舵の抜き方が荒いとダッチロールを起こします。

エルロンの舵を入れる時は良いのですが、抜くときはていねいに抜きましょう。



MOAのローパスです。

ノーズが長いのがたまにきずですが、それでもミニモアの雰囲気が出ています。

即席カメラマンのTさんは、実は実機のグライダーのパイロットなので、グライダーの美しい姿勢を十分に理解してシャッターを切っています。

本当にありがたいです!



いい気になってローパスを続けていたら、尾翼が田んぼの枯れ草に接触しました。

それでもスロットルを開けたら、そのまま離陸していきました。

グライダーのタッチ・アンド・ゴーとでもいいますか、とにかくパワーに余裕があります。



ふたたびグライドに入ります。

Tさんが
「こんなにスケール感のあるミニモアが安価に手に入るなんていいなぁ!」
と言っています。
もう発注を考えているようです!^^;



逆光で影となったミニモアがバンクをかけてこちらに向かってきます。

ガルウイングがかもめのようです。



専属のカメラマンがいて、私も操縦に専念させてもらうと良い画像が撮れます。

ミニモアのシルエットが美しいですね!

こんなに美しいグライダーが1万円でお釣りが来るなんて、絶対に「買い」ですね!



MOAが着陸態勢に入りました。

ベース・ウインド・レグでスポイロンを1段入れて、ファイナル・アプローチで更にもう1段入れます。

このMOA、スピードはさほどではないのですが、滑空比が良過ぎるので思いの外伸びてきます。
今回のスポイロンは降下角を増すという意味ではとても効果がありますのでも是非ともお試しください。



無事に初飛行を終えて羽根を休めるMOA。

グライダーの重鎮Tさんがこんなことを言っていました。
「ミニモアは自ら操縦する機体ではなく、外から見る機体なんだよ!」と。

実機のミニモアを操縦していると、美しいガルウイングはコクピットの中からでは見えません。
ギャラリーとして外から眺めるのが一番だそうです!

なるほど!




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