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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(376)~シトロンⅡのフライトインプレッションⅧ~ (2017/01/27)

ナベさんのプロフィール

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シトロンⅡのフライトの日が来ました。
右手前が私が製作したシトロンⅡで左奥がシトロンⅠです。
1月の極寒の日曜日でしたが、風が弱かったため、なんとか取材を続けられました。
私の製作したシトロンⅡの総重量は292g(リポ45gを含む)になりました。
このグライダーはARFで、付属の材料でリンケージをすれば誰が作っても、そうそう重量に大きな変化は起きないと思います。



まずは飛ばす前に(落とす前に?)パワーユニットのデータを取っておきます。

左側に写っているのがシトロンⅠのオーナーで、今回取材に協力していただいたドクターKさんです。
なかなか暖かそうな帽子をかぶっています。
「どこで買ったの? おせ~て!」



フルスロットルで5秒間・・・データが取れました。

電圧10.14V  寒さのせいか、それともリポがへたっているせいか・・・。
電流5.8A  こんなもんしか流れてないんですね。
回転数 9420回転。

プロペラの引きが良いから問題無さそうです。



まずはシトロン1と2の飛行性能を比べてみます。

モーターを回さないで、自然滑空状態でグライド性能を比較してみます。

「せ~の! エイ!」ってな訳で、同時に手投げして見ました。
まぁ、腕力の差がものをいうんですけどね。



右側のシトロン1は既に着地していますが、シトロン2はまだ滑空を続けています。

でも、これは1と2の性能差ではなく、腕力の差もありますが、重心位置、トリム、トラベルアジャストなどなど、各部の調整が取れていないとピッチング を起こして高度や速度をロスしている原因だと思います。

Kさん、思わず・・・
「あれっ? 送信機のモデルネーム間違ってたみたい!」
「・・・・。」



次はモーターを回しながらの離陸です。

「せ~の! エイ!」で2機同時発進!
もともと軽いグライダーですから、元気に高度を取っています。
この辺はシトロン1も2も大きな変わりはありません。



2機で編隊飛行!

青い空に気持ち良さそうです。
寒いけど早起きして良かった!



カメラマンのリクエストにより、シトロン2をローパスさせます。

風が弱いのでコースも決めやすいし、カメラマンも「撮りやすい!」と言っています。



再び、ターンさせて戻ってきました。

前面投影面積が少ないので空気抵抗が少なく、どこまでの伸びて行きそうです。



次にシトロン1を操縦させていただきました。

アメリカの星条旗を模したデザインがカッコいいです。
このカラーリングのキットはあまり出回っていないので、どうやら貴重品のようです。



裏面はこんな感じです。

胴体のポッドの下の部分もちゃんと赤いんですね。



Kさんとナベさん、ふたりでガーグルを組みながら操縦しています。

寒さも忘れて大人が子どもに帰るひと時ですね!^^;



そこで突然アクシデントが!

シトロン1がツリーランしました!

すかさずKさんが木登りを始めました。
きっとKさんは少年時代に木登りをした記憶が蘇っていることでしょう。



「Kさん、大丈夫?」
気を使いながらも、少し目が笑っていたかもしれません(笑)

「いいから早く僕のシトロン取ってくんない?」
とでも言いたげでした。



Kさんがグライダーを回収してクールダウンしている間にグライダーのハンドキャッチの練習をします。

ハンドキャッチは地面がぬかるんでいて機体を汚したくない場合や着陸する場所がない時などに有効ですから、気が付いたときに練習しておくと良い です。

ウエストの高さで進入してキャッチする寸前にエレベーターアップを引いて機速を殺した瞬間にキャッチします。失敗すると機体は失速してそのまま落 ちますが、高度1mくらいならそれ程ダメージはないでしょう。



ハンドキャッチに成功しました!

キャッチした瞬間にカメラ目線でしかもドヤ顔!
こういうのを「有頂天野郎!」と言うのでしょうね。
きっと友だちを無くすタイプだと思います。
間違いない!



次にシトロン1もハンドキャッチさせて頂きました。

ウエストラインの高さで進入してキャッチ寸前にアップ、機体が減速したところでキャッチ!
Nカメラマンのお陰で、なんとかセオリーどおりの写真が取れました。



シトロン1と2の2機のグライダーの飛ばし比べが終わりました。

正直に言って、飛行性能面で1と2の大きな差は感じられませんでした。
なんて言いますか、身体が無意識のうちに舵を打っていて、知らず知らずに姿勢制御しているからかもしれません。

ただし、胴体前部のポッドの進化はめざましく、丈夫でグリップし易いように改良されていました。

シトロンは、私の仲間内では出撃回数が多く、「何処へでも持っていけるとりあえずの1機」となっています。
私も毎回飛ばしていて、その理由が判ります。

シトロンいかがですか?
あなたのとりあえずの1機として!^^;



それではまた来週!




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