「ナベさんの気ままなラジコン日記」(398)~作りかけのMinimoa 2a ②~ (2017/06/30)
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もう何年ぶりになるでしょうか、久し振りにMinimoa 2aの製作を続行します。

まずはモーターの選定ですが、私の場合約10年間飛んで引退した1/6 Ka-8b SOLOがありましたので、そのパワーユニットを流用しました。
スペックは
Ka-8b SOLOが
全幅2500mm、全長1170mm、主翼面積40.2dm2、飛行重量1100~1300g
一方、Minimoa 2aは
全幅2282mm、全長932mm、主翼面積34dm2、飛行重量1100~1200g
ですから
パワーユニットはそのまの流用しても問題無さそうです。
モーターはMASAZOモーターです。
なんと当時の価格で1万円を越えていました。
今では1/5の価格でより高性能なモーターが選べる時代となりました。
その頃はブラシレスモーターは高価で選択肢も少なく、おまけにモーターに対する知識も乏しかったのでメーカーが推奨するモーターとしてそのまま購入しました。
大変高価なので壊れるまで使ってやろうと思っています。

サーマル工房得意のステルスハブと折りペラです。
ペラはグラウプナーのCAM 9×5 です。
私の好みとしては、もう少し大き目のペラをゆっくり回したいのですがKV値が1200と高めですのでこのサイズで様子を見ます。

モーターをバックマウント方式で胴枠に固定しますが、手持ちのビスが長過ぎてこのままではローターに当たってしまいます。

掃除機で鉄粉を吸引しながらビスをカットします。
ビスには切り口のバリを整えるためにナットが入れてあります。

ビスがカット出来たら断面をヤスリで整形します。
なんだか地道な作業ですね。

4本のビスをカットしてモーターをマウントに取り付けてみました。
ローターも軽く回るし、ここまでは問題無さそうです。

次はノーズコーンです。
リーマーを使ってシャフトの通る穴を開けています。
ロングシャフトのモーターであればこのままノーズコーンが使えますし、シャフトが交換できないのモーターなら折りペラ用のスピンナーを使用します。
スピンナーと胴体の間は?
バルサブロックを整形して曲面の流れを合わせます。

シャフトの穴を開けたら、ノーズコーンを胴体に固定する穴を開けます。
このノーズコーンは3個のタッピングビスで胴体に固定します。

ノーズコーンを固定するビスの穴の位置を決めます。
胴体とノーズコーンの間に隙間が出ないようにマスキングテープを使って胴体に正確に仮止めします。

機首にノーズコーンを止める穴を開けますが、FRPだけでは薄くてタッピングビスが食い込みません。

仕方がないので、ベニヤ板を適当な大きさにカットしてタッピングビスが固定出来るように裏打ちします。

カットしたベニヤ板をFRP製の胴体の内側に接着します。
接着剤はスーパーXを使用しました。

接着が完了しました。
グラス胴は着陸の際瞬間的に変形しますから、それに耐えられるように接着剤はスーパーXか弾性エポキシ系接着剤を使います。

いよいよモーターマウントの胴枠を接着します。
モーターシャフトがノーズコーンの穴の中心を通るように、モーターシャフトに燃料パイプを差し込みます。

ノーズコーンを取付けてモーターマウントの接着剤が硬化すれば、シャフトは穴の中心を通っているはずです。

胴枠にスーパーXをたっぷりと着けて、胴枠が固定するのを一晩待ちます。

胴枠が接着されましたが、さらにスーパーXを塗って隙間が出ないようにします。
それではまた来週! (^o^)/~~
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