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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(460)~デカスロンの製作⑬~ (2018/09/07)

ナベさんのプロフィール

(過去の日記はこちら)


デカスロンの胴体もだいぶ出来上がってきましたので、今週からエンジンの取り付けを進めていきたいと思います。

このキットはガソリンエンジンを想定して設計されていて、ガソリンエンジン用のテンプレートも入っています。
ガソリン機を飛ばしている仲間から
『ガソリン機はいいよ~、燃料代が安いから経済的だよ。ナベさんもやんなよ!』
などとお誘いの話がよくあります。
その反面
『ガソリンの携帯缶を忘れた!』
『燃料タンク内のチューブが固着しちゃって飛行中にエンストした!』
『ガソリンを売ってくれるスタンドが限られる』
『部屋の中がガソリン臭くなる』
など、ネガティブな話も聞きます。

私としては一日のフライト回数は多くありませんし、電動もやっていますからランニングコストはあまり影響しませんし、ガソリンエンジンのために携帯缶やポンプ、燃料タンク、チューブを新たにひと揃えするのも大変なので、グローエンジンを選択することにしました。



でもって選んだエンジンがこれ!
YSのDZ175cdiです。

先輩から
『どうせ沼に落とすんだから、エンジンなんて中古でたくさんだよ!』
との強力な(?)指導によりインターネットオークションで手に入れました(笑)。

F3A界も2年に1度ルールが変わりますし、排気量も無制限ですのでDZ175や185が割りと頻繁にオークションに出品されますので、私のような貧乏フライヤーには助かります。



フローティングマウントはYS純正のスーパーマウント3を使用することにしました。

最初はエンジンをダイレクトに取り付けるか、それともフローティングマウントを使用するか迷ったのですが、このデカスロンは軽量化のためか機体の作りがそこらじゅう肉抜きされていることと、受信機やサーボへの振動の影響を考慮してYS純正のフローティングマウントにしました。

このフローティングマウントは私が探した時にはオークションに出品されていなかったため、ネットショップから新品を購入しました。



内容はこれ!

フロントマウント、リアマウント、ダンパー等、高価なだけのことはあって、なかなか凝った設計になっています。



フロントマウントですが、差し込んでみたら少しガタがありました。
私の所属しているクラブのアドバイザーYさんに尋ねたところ
『そこはぴったりしていなきゃダメなんだよ。テフロンテープを巻き直してみたら?!』
との指導を頂いたので巻き直すことにしました。



早速、テフロンテープをていねいに剥がしていきます。
すると、綺麗な金属面が出てきました。 こんな風になっているんですね!^^;



テフロンテープはフローティングマウントに付属しています。

ふと、テフロンテープって何んなの?という素朴な疑問が出てきました。
なにせテフロンってテフロン加工のフライパンくらいしか知りませんでしたので少し調べてみました。

すると、『フッ素樹脂を基材とするテープで表面のすべりが非常に良く、ものを付着させない粘着テープで耐熱性が高く、酸やアルカリにも侵されない』そうです。
ラジコンエンジンには最適な素材のようですね。



早速エンジンにテフロンテープを巻いてみました。空気が入りそうになるのを指で押し出してと・・・。
はじめての割には上手くいったかも?!



次はリアマウント取り付け部分です。3つのキャップスクリューで固定します。
緩まないようにアルコールでよく脱脂しておきましょう。



ビスの取り付けにはロックタイトを使用します。これは説明書にも書いてありました。



ロックタイトを付けた3本のキャップスクリューを均等に締めて行きます。

写真の黒いドーナツ状のゴムの部分がミソのようです。
フロントマウントは例のテフロンテープできっちりと固定されていますから、大部分の振動はリアマウントが吸収することになります。

ふたたびアドバイザーのYさんから
『長く使っていると、このゴムの部分が切れてくるんだよね~!』
『えっ? そうなんですか? 』 と不安そうな顔をすると
『ナベさんの場合はスケール機だし、そんなに激しい使い方はしないから大丈夫でしょ?!』
と、フォローしてもらいました。



それからこれがダンパーです。
聞くところによるとRCカー用のダンパーだそうです。

指で広げたり押し込んだりすると『ムニュ~ ムニュ~』という感じです。
気持ちいい!!
なんだか感覚でしか表現出来なくて申し訳ないです。



ダンパーをエンジン本体とマウントとリアマウントの間に取り付けます。
うん十年前、ヘリを楽しんでいた頃に購入したリンク外しが今でも役に立っています!^^;



出来ました!
YS純正スーパーマウントの雄姿です。

こうして見ると単に縦方向のエンジンの振動をエンジンマウントに伝えるのを緩和するだけではなく、スロットルをハイにしたり、スローにした時のプロペラの反トルクを吸収しようとする設計意図が感じられます。
まさにスーパーマウントですね!



YSのDZ175cdiにスーパーマウントを取り付けた全体像です。

『豪華絢爛!』、『質実剛健!』とでもいいましょうか、メカ好きの方にはたまらないでしょうね!



次はエンジンマウントです。

これもいろいろなラジアルマウントが候補に上がったのですが、精度が良くないとせっかくのスーパーマウントの性能が活かせないのではないかと思い、これまたYSの専用ラジアルマウントを購入しました。



次はマフラーです。

これもいろいろと悩みました。
と、いいますのは、YSの大排気量エンジンはほとんどF3Aを想定していますからハットリの細長いマフラーを取り付けることになります。ですがデカスロンはスケール機ですから防火壁が邪魔をして取り付けられません。
どうしようかと思案していたところ、またまだ先輩から
『NKCに頼めばスケールマフラー作ってくれるよ!』
とアドバイスをいただきました!

早速インターネットで調べたていた頃、ちょうどオークションに出品されていたのですぐに落札しました。

それがこれです。
2本排気のカンマフラーはスケール機にぴったりです!



YS純正スーパーマウントとNKC特注(?)のカンマフラーを取り付けてみました。

デカスロンの方は大型機でもありますしカウリングの容積も大きく、これだけ大きなエンジンでもマフラー込みですっぽりと飲み込んでくれそうです。



それではまた来週! (^o^)/~~



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