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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(469)~デカスロンの製作⑱~ (2018/11/09)

ナベさんのプロフィール

(過去の日記はこちら)


先週に引き続き今週も胴体の補強を進めます。

今まで、機首部の補強板とキャノピーの前部の胴枠を作ったのですが、さらに後方の胴枠も補強した方がいいんじゃないかと、どんどんエスカレートしてきました。
補強にもいろいろ注意しなければならない部分があって、ある部分を補強すると別の弱い部分に応力が集中しますから、全体を見てバランス良く補強していくことになります。
『結局は全部補強するのか!』と言う訳ではないのですが、後で後悔はしたくないので、空中分解する前に(?)気がついた部分は補強しておきます(笑)




エンジンの防火壁は別として、キャノピー前部の胴枠を第一胴枠としたら、この部分は第二胴枠になります。
前もってラダーのリンケージワイヤーが通る部分の穴を開けておきます。



こんな感じで装着します。
この穴をラダーリンケージワイヤーが通るのですが、ラダーリンケージワイヤーとラダーホーンは胴体の底部にマスキングテープで貼り付けてあります。

なんだか後方の発泡スチロール製の隠し蓋が斜めに接着されていますね!^^;



次は胴枠の上の部分です。
まずは型紙のデザインとカットからです。
第一胴枠(キャノピー前部の胴枠)と統一性のあるデザインにしました。



型紙を胴体に仮組みしてみました。
ぴったりですね!



次は型紙に沿ってベニヤ板にデザインを写していきます。



次にベニヤ板をカットしていきます。
この作業は骨折した肩に響くのですが、カッターの刃を新しくして一度に切ろうとせずに何回もなぞるようにカッターを動かすと、あまり力を入れなくてもカットすることが出来ます。



第二胴枠です。
こんな感じになりました。



試しに胴体に仮組みしてみます。
型紙がぴったりでしたので当然といえば当然なのですが、上手く入りました!^^;



今回作った全ての補強板です。
やり出すとキリがないのですが、とりあえず最低限これくらいは補強しておくことにします。



次は塗装です。
デカスロンはキャノピーの開口部が大きいので、意外と内部が見えちゃいますから、補強用の胴枠も塗装をしておきます。
まずはプライマーですが、いつも愛用していた東邦化研工業が残念ながら塗料の生産を中止してしまいました。
仕方がないのでDIY店で見つけたソフト99のプラサフグレーを使用してみます。
なにしろこのプラサフは自動車用らしいのですが、木材にも使えるということなので、初めてですが試しに使ってみます。



缶をよく振って内部の塗料をよく混ぜてから、20cmくらいの距離からサッと吹いてみます。
ん~東邦化研工業のサフェーサーに比べると皮膜が薄い感じがします。
その分何回かに分けて吹くことになります。乾いては吹き、乾いては吹き・・・3回目くらいでようやく色が付いてきました。
写真12 他の胴枠にも吹いてみました。 やはり塗料が薄いですね。その分吹く回数も増えますし、気のせいか塗料が無くなるのも早い感じがします。


プラサフを吹いては乾かし、また吹いては乾かす作業を4~5回やって、完全に乾燥したらサンディングに移ります。
サンディングペーパーは、とりあえず手持ちの耐水ペーパーの600番を使ってみました。



他の補強パーツもサンディングしました。
内部のパーツですのでマイクログラスや木目は完全に消える程ではなく、ササッとサンディングしています。



第一胴枠もサンディングします。
こちらは目立ちますのでプラサフを厚めに吹いていますので、何回も念入りにサンディングしています。



こちらは第二胴枠です。
サンディングする時に粉が出ますので、掃除機でまめに吸い取りながら作業を進めています。



サンディングが終了したら、今度は色塗りです。
エンジンカラーにグレーが無かったのでブラックを使用しました。こちらのエンジンカラースプレーも生産を中止になりましたので、ネットや小売店で在庫を探すしかありません。



風の弱い日を選んで塗装します。スプレーは胴枠と20cmくらいの距離をとって同じ速度で移動します。



吹いては乾かし、また吹いては乾かす作業を3回くらい繰り返しましたら、ようやく均一に色が付きました。
後は、塗料が完全に乾いたら次の作業に移ります。


でもって今週も・・・。
番外編! 「ナベさんの骨折日記④」~帰郷~
をお送りします。

上高地で肩を骨折してしまったにもかかわらず、涼しい高原で2泊3日の旅行を続行しています。
「まぁ、千葉に帰っても暑いし、先生も安静にしていれば緊急に手術することもないと言ってくれたし、少し静養してみるか」となった訳です。


ここが泊まった宿です。

宿に着いたとたんオーナーが「どうしたんですか?!」と驚いていました。
そりゃそうです。腕を三角巾で吊って入って来たのですから。
私は今までの経緯を全て話して納得してもらいました。

私は左利きなので、利き腕側を骨折するということはどれだけ不便な思いをするのか、身をもって体験しました。
まず、服を脱いだり着たりするのに非常に神経を使います。少しでも無理な力が肩に加わると激痛が走ります。それから歯を磨いたり、顔や頭を洗うのも利き腕と反対の手で洗いますから、通常の5~10倍の時間がかかります。お風呂も止めてシャワーだけにしました。 オーナーさんも気を使ってくださって、夕飯のステーキはわたしの分だけ切っていただいてありました。(笑)

さて、いよいよ出発の朝が来ました。
そろ~っと運転席につくと、三角巾をはずし、右手でシートベルトをして、右手でシフトレバーをDレンジにして、右手でパーキングブレーキを解除します。
オーナーさんが「車の運転大丈夫ですか?」と、心配そうに見送ってくださいました。

後は高速道路を使って家に帰るだけです。
高速道路ではシフトチェンジもありませんし、ウインカーを使う機会も少ないですから、意外と運転は楽です。サービスエリアで休憩するときも、前進で入れて前進で出られる駐車エリアを選べば良いだけですから。

そんな訳で、無事に自宅に帰ってきました。
自宅に着いた途端、ほっとしたのでしょうか、ジワジワと肩の痛みが襲ってくるのでした。



それではまた来週! (^o^)/~~




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