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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(481)~ひょんなことから! 送信機のバッテリーアラームの設定~(2019/02/9)

ナベさんのプロフィール

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私は相変わらずJRの9XⅡを使用しています。(仲間からは化石ラジコンマニアと言われています!^^;)
その理由は
①まだ壊れず、支障なく使えるから。
②これから新しいシステムを購入して、新しい操作方法を覚えるのが億劫だから。
③お金がないので、使える物は使えるだけ有効利用したいから。
などです。

定年退職して所得が急激に下がり、加えて歳を重ねてきたせいでしようか、妙に物を大切にするようになりました。
更に追い討ちを掛けたのはJRが倒産してしまったので、ある程度ストックパーツを揃えておかないといけないかなぁと思い、9XⅡをオークションでゲットしてしました。幸か不幸か、これで更に5年くらいは延命することになりました!^^;

さて、その9XⅡですが、以前使用していた方がパワーユーザーだったようで、飛行機だけでなくヘリやグライダーモードの設定もしてありました。いやはやその内容を見ると9XⅡの機能をほとんど100%活かしている方でした。私なんか機能の20%も活かせていないのではないかと思います。この方の9XⅡ(今は私の物ですが・・・)の電源には3セルのリポが使われていたのですが、リポが膨らみかけていたので、とりあえず手持ちの中で今だに現役のニッカドに交換してみました。
するとどうでしょう??? 充電したてのニッカドを使っているのに、送信機をONにすると、すぐにアラームが鳴り始めました。
『バッテリーからは十分電圧が出ているのに・・・。ん~なぜなんだろう??』としばらく考えていたら思いつきました!
『バッテリーアラームの設定を変えているんじゃね?!』

という訳で、今回は送信機のバッテリーアラームの設定について調べてみました。
以下、DSX9にも適用できます!



早速、送信機用のバッテリーを集めてみました。
上からニッカド、ニッケル水素、膨らみ過ぎて爆発寸前のリフェ(笑)、膨らみ始めたリポと、まぁ、いろいろあります(笑)。
それぞれの定格電圧は
ニッカド     9.6V
ニッケル水素  9.6V
リフェ 3セル  9.9V
リポ 3セル  11.1V
です。
となると、当然アラームの設定電圧も変えなければ都合が悪くなります。



まずは左のENTスイッチを押しながら電源をONにしてシステムモードに入ります。
これはみなさん慣れていますよね!



システムモードに入ったら、次はトリムステップを選びます。



次にトリムステップの中のエルロンを選択します。



次は少しややこしいのですが、右手の中指で送信機の右肩の奥にあるトレーナースイッチ(スナップロールスイッチ)を手前に引きながら人差し指をエルロンのデュアルレートスイッチに持っていって・・・
①エルロンのデュアルレートスイッチを「0」にして左手でジョグダイヤルをクリック
②エルロンのデュアルレートスイッチを「1」にして左手でジョグダイヤルをクリック
というように①と②の動作を繰り返します。



この動作を繰り返しますと・・・。
あ~ら不思議! 私の場合は9回でファクトリーセッティングモードに入りました!

このファクトリーセッティングモードは読んで字の如くメーカーが設定するモードですから、本来はユーザーが操作してはいけないはずです。よって、ここから先は『自己責任』になります。 つまり、『今後何かあってもメーカーのサポートは受けられなくなる可能性がある』ということです。まぁ、JR自体がなくなっちゃいましたから、今さらサポートもへったくれもないのですけどね!^^; 話は脱線しました。
え~と、『Stick Ga』を選んでください。



画面の右側に注目します。
上から『Lithium』とあります。JRは、以前メモリーのバックアップにリチウムバッテリーを使用していましたが、今はフラッシュメモリーに代えたため、この項目は使用していません。0V表示になっています。
次が『Battery』。これは文字通り送信機のバッテリーの電圧を更正をします。
次が『LOW Bat』とあります。これがバッテリーアラームの設定電圧です。電圧がどこまで下がったらピーピー鳴らすかってやつです。
その下が『Contrast』。ディスプレイ表示の明暗の差です。各自の好みで設定してください。



『Battery』です。
送信機のディスプレイに表す数値が、実際にバッテリーの電圧を測定器で測った数値と同じ値になるように更正するものです。
現在、この送信機の電源電圧は10.3Vと表示されていますが、+10まで補正されています。
本当はどうなんでしょうかね? 
後で確認してみます。



バッテリーアラームが9.8Vに設定されていました。前のユーザーはリポを使っていましたから、こんなもんなんでしょうか?! 
ニッカドの場合、定格出力が9.6Vですから、もう少し下げても良さそうですね。
その下のコントラストはお好みで設定してください。



設定が終わったら『EXIT』で画面から脱出します(笑)。



『EXIT』を押すとこの画面になります。
そうしたら、上から2番目の『Reset start』を選びます。初期化はせずに再起動すると書いてあります(笑)。



はい! 無事に元の画面に戻りました。 良かった! 良かった!



でもって、先ほどの電圧更正をやってみます!
とりあえず、ニッカドバッテリーをデジタルテスターで測ってみたところ約10.8Vでした。
今時の測定器ですから、どちらもかなり正確なデータを表示すると思うのですが・・・。



バッテリーの電圧降下が始まる前に、ささっと送信機に接続します。



ちょっとワクワクしながら送信機のディスプレイを見ると・・・。
あれっ?! 10.4V。 その差0.4V。 てことは誤差率3.7%。思っていたより誤差が大きかったですね。



という訳で、もう一度ファクトリーモードに入ってバッテリー電圧の更正をします。
ジョグダイヤルをグリグリ回して、やや辛めに10.7Vに設定しました。



ファクトリーモードから脱出して、通常のユーザーモードでバッテリー電圧を見ますと10.7Vとなりました。これでバッテリー電圧の更正は完了です!

バッテリーアラームの設定電圧が白ポチで表示されています。設定電圧を変えると、この白ポチも若干ですが左右に動きますから良く出来ています。

という訳で、今週は『良い子はやってはいけないファクトリーモード』の解説でした(爆)。
みなさん、それではくれぐれも『自己責任』でお願いしますね!



それではまた来週!  (^o^)/~~



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