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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(501)~ズリンZ50の修理①~(2019/06/28)

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読者の皆さま、例のズリンZ50のメインギアが壊れた件ですが、まだご記憶にお有りでしょうか。このメインギア、重い腰を持ち上げて、やっと修理を始めようと思い立ちました!

元通りに復元する修理方法ですと、また同じ様に割れるでしょう。また、割れないように受け台を補強すると、今度は胴体そのものが割れる可能性が出て来ます。全体的な強度バランスを考えると、キット付属のジュラルミンの脚が堅牢すぎるんですよね。しかも左右分割式ですし。



ソフトランディングにもかかわらず、分割式のメインギアはベニヤの受け台から見事に左右に割れ、後方に散っていきました。



という訳で、なんとかショックを吸収してくれそうなメインギアって無いものかと思ってネットで探していたら、ありました。ありました!
それはこれです! Phoenix Model メインギア(SHM25)
KKHOBBYのWEBサイトで見ると、30クラスの高翼機SONICのメインギアです。動画で着陸の様子を注意深く見ましたが、どうやら上手くショックを吸収しているようです。



キット付属のジュラルミン製メインギアとSONICのピアノ線メインギアを比べます。左右の車輪間の幅はなんとか合いそうです。



次に高さですが、その差30mmはあるでしょうか、大きく違っています。



実際に測って比べてみるとこんな感じです。30mmも機首が下がるとプロペラのクリアランスが確保できるか心配になってきますね。



胴体を同じ高さにして、プロペラのクリアランスを測ってみます。この時点では60mm以上クリアランスが取れましたが、実際に主翼を取り付けて、バッテリーを乗せて、柔らかい地面に置いてみないと何ともいえません。



それでは早速、メインギアの受け台から作ります。DIY店に行くとラワン材か堅木の端材を売っているのですが、お金を出して買うのも馬鹿らしいので、物置をガサゴソ探していたら廃材が見つかりました。これを適当な長さにカットします。



のこぎりで切った断面をサンディングボードを使って整形します。



削っては胴体に合わせて、また削っては胴体に合わせます。
おそらく彦麻呂だったら
『まるで、ラジコンのお百度参りや~!』とかなんとか言うんでしょうね!^^;



受け台のサイズが決まったら、先ほどの左右の車輪間距離に配慮しながらメインギアを取り付ける穴の位置を決めます。



SONICのメインギアの太さが4mmですから、それに合わせてドリルで穴を開けていきます。



メインギアを差し込む穴が開きました。ちなみにドリルの刃って、ほんの僅かですが細く作られているようです。穴を開けている時のドリルのブレや削りカスをスムーズに出すためなのでしょうか、私の4.0mmのドリルは3.9○×△※mmでした(笑)。



早速、メインギアを差し込んでみましょう!
ん? いいかも~!



次はメインギアのブレ止めとして周囲をベニヤ板で囲みます。受け台に合わせてベニヤ板をカットしていきます。



こんな感じになりました。
メインギアの直径が4.0mmなので、ベニヤ板も2mm厚のものを2枚重ねて接着します。



こんな感じです。
エポキシ系接着剤が硬化するまで、しばらく放置しておきます。



使えそうなパーツをガサゴソ探していたら有りました有りました!メインギアを固定するパーツとタッピングビスです。その昔、墜落した飛行機から外しておいたパーツです。どこで役に立つか分かりませんね。



ベニヤ板が細くて割れそうなので、タッピングビスの通る穴にもドリルで下穴を開けておきます。



エポキシ系接着剤が硬化したので、メインギアを仮組みして見ました。これでイメージが掴めましたね。
来週は、このメインギアを胴体に取り付けるところから始めます。


それではまた来週!  (^o^)/~~


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