「ナベさんの気ままなラジコン日記」(508)~オテンバの製作⑤~ (2019/08/16)
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オテンバの胴体もある程度形になってきましたから、今週から主翼の製作に移ります。

島崎さん自筆のオリジナル図面(ムサシノファンの中ではレアもの?!)を石膏ボード上に固定して、その上からサランラップを貼ります。

これがリブです。
レーザーカットに慣れ親しんだモデラーには珍しく感じるかも知れませんが、私のような昭和のモデラーにとってはとても懐かしいです。これを1機ずつカットしていくのですから、その手間には頭が下がります。

主翼の中央部分のリブは上反角を設定しますから、忘れないうちにキット付属の上反角ゲージを使ってリブの傾きを決めてしまいます。
(市販のオテンバと私所有のプロトタイプでは、上反角ゲージのAとBが異なっていますのでご注意ください)

プランク材の接着を残して、他の部分の接着を進めていきます。

桁間の補強材を接着していきます。こちらも力学的に重要な役割がありますので忘れずに接着します。

こんな感じですね。
接着剤が硬化するまで、ウエイト代わりに工具を置いておきました。

次はプランク材の接着です。
プランク材を接着する前に、表面を軽くサンディングしておきます。

え~ウン十年ぶりに、倉庫の奥の方からプランク台を出して来ました!
なにしろ瞬間接着剤が効きませんから、レトロなキットにはレトロな製作方法になります。
こんな風にセメダインCが硬化するまで、プランク材をパンツのゴム(失礼!)で固定しておきます。

次は上翼の製作です。
上翼には後退角が付いていますが、上反角は0度です。

上翼の製作を進めます。
後退角が付いていること以外、構造は下翼とほとんど同じです。写真はエルロンの接合ラインが直線になるように長めのサンディングボードを使って整形しています。

左右の主翼の接合部分もきれいに整形しておきます。

次はリブキャップです。
リブキャップの表面もサンディングしておきましょう。

リブキャップの長さは、後から調整しますので、若干長めにカットします。

リブキャップをカットしたら、主翼に合わせてサンディングしながら長さを調整します。

リブの前後の位置にマチ針で軽く印をしておきます。

例によって例の如く、リブにセメダインCを塗ります。

先ほど開けたマチ針の穴を目標にしてリブキャップを接着すると、リブの中心に接着することが出来ます。

こんな感じでリブキャップを地道に接着していきます。なにしろ数が数ですので・・・。

上翼と下翼が出来上がってきました。
主翼中央部のプランクやエルロンホーンの取り付け部分など、まだまだ製作工程はありますが、とりあえず今週はここまでとします。
それではまた来週! (^o^)/~~
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