「ナベさんの気ままなラジコン日記」(524)~オテンバの製作⑳~ (2019/12/06)
ナベさんのプロフィール(過去の日記はこちら)
ここのところ天候が安定しなくて雨の日や強風の日が続いています。
ラジコンマニアとしては飛ばせない日が続くとストレスが溜ってくるのですが、天気はどんなに努力してもどうにもならないですね。
しかたがないのでオテンバの製作に勤しむことにします(笑)。
さて、今週はオテンバの主翼のフィルム貼りを進めます。

エルロンのフィルム貼りは、基本的にヒンジライン⇒下翼⇒上翼⇒ヒンジラインの順にエルロン材を巻き込むように貼っていきます。
エルロン材の両脇の部分はフィルムを折り込めるようにカットします。

ヒンジ部分を貼り、エルロン材の脇の部分にもフィルムを折り込んだところです。
こんな感じになります。

フィルムをエルロン材の上翼部分に巻き込んでいます。
所々で余ったフィルムはカットします。

エルロン材の周囲にフィルムを圧着したら、全体に熱を加えていきます。最初からアイロンに力を加えるとフィルムにシワが寄ってしまいますから、軽く抑える程度にしてフィルムの収縮を待ちます。 間に空気が入ってしまった場合は、マチ針で空気を取り除きます。

フィルムをひと巻きしたら、余ったフィルムをヒンジライン+2mm程度余裕を見て残りをカットします。

エルロン材のように細い部材にフィルムを貼ると、フィルムの張力で曲がってしまうことがあります(左側)。曲がってしまった外側の面に再びアイロンの熱を加えて反りを戻します(右側)。

4本のエルロンのフィルム貼りが完成しました。
ヒンジの溝の位置など左右のエルロン材の形状は微妙に違いますから、左右が判別できるようにL(左)、R(右)などと印をしておきます。

次は主翼全体のフィルム貼りです。
大きな面積のフィルム貼りはシワが出やすいので、貼りにくい部分から先に貼っていきます。
まずは翼端からシワが出ないようにフィルムを引っ張りながら貼っていきます。

余分なフィルムをカットしたら、周囲をアイロンで圧着します。

エルロンホーンの溝に合わせフィルムをカットします。こちらも先に貼っておきましょう。

エルロンホーンの周辺を貼り終えました。

いよいよ主翼全体にフィルムを貼ります。
フィルムを貼る前に、あらかじめエルロンホーンの切り欠き部分のフィルムをカットしておきます。

まずはフィルムの四隅をスポット圧着していきます。
後からシワやたるみが出ないように、最初からフィルムを引っ張りながら貼っていきます。

次は翼端の前縁と後縁部分です。
こちらもシワが出ないようにスポット圧着していきます。

主翼の上にフィルムが固定されたら、フィルムの周辺を圧着していきます。

主翼前縁部分のフィルムもアイロンの熱で折り込んでいきます。

主翼後縁部分はエルロンホーンの位置を避けてフィルムを折り込んでいきます。

フィルムの周囲が固定されたら全体に熱を加えます。
端から熱を加えていくと主翼が反ることがありますから、最初は低温で全体的に熱を加えていき、少しずつアイロンの温度を上げていきます。
複葉機ですので2枚の主翼にフィルムを貼るので、当然フィルムの消費量が多くなります。
私の場合、水平尾翼はオラカバのクリアオレンジを貼ったのですが、途中でフィルムが足りなくなり、主翼はEライトのクリアオレンジを貼ることになりました。結果、色に違いが出てしまいました。
同じ色の表示でも、メーカーや商品によって違うものですね。
それではまた来週! (^o^)/~~
ご感想送信フォームはこちらをクリックして下さい。
最新の日記はこちら
(過去の日記はこちら)