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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(530)~お便りのご紹介①~ (2020/01/24)

ナベさんのプロフィール

(過去の日記はこちら)


オテンバのフライトも無事に終了しましたので、今回は半年以上も溜りに溜ってしまった読者の皆様からのお便りをご紹介します。

まず最初はこの方から!
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いつも楽しく読ませてもらってます。
プロペラのピッチが逆ですね。ラジコンと実機のエンジンの回転方向って逆なんですね。
実機は搭載エンジンによって異なるのだと思います。
スピットファイヤはマーリン・エンジン搭載機はラジコンと同じく正面から見て反時計回り。グリフォン・エンジン搭載機は反対の時計回りです。当然プロペラも逆ピッチになります。反トルクによる当舵の方向も逆になり、両機とも乗った当時のパイロットは当惑したそうです。
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お便りありがとうございます。
実機のことについて、とても詳しい方からのお便りです。
スピットファイヤーって第二次世界大戦に使われた戦闘機ですよね?! 敵機が来襲した時に、1秒でも速く高高度まで上昇しなくてはならないし、空中戦になった時に反トルクの方向が違うってどうなんでしょうね。大戦時のパイロットは命がけですから、そんな細かい事(細かい事か?)なんて、気にしていられなかったのでしようか。
貴重な情報ありがとうございました。



メインギアの故障か?! 胴体着陸するスピットファイアー

次のお便りです。
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機体強度を増やせば重量も増加し、沈下率や着陸速度も増して飛ばしにくい飛行機になっちゃうんですよね。
私のシーラスはノーズギアを固める時、できるだけ重量が増えないよう工夫したつもりでも重くなるというジレンマに悩みました。

千葉県 Y
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お便りありがとうございます。
このお便りは私のラジコン仲間のYさんです。最近、会っていませんが(笑)。
私もYさんもシーラスSR-22を制作したのですが、10数回のフライトでノーズギアがグラグラになってしまったんですね。私はテトラのピアノ線タイプのノーズギアと交換すればいいかなと安易に考えていたのですが、スケール派のYさんは実機に忠実にノーズギアを自作したら重くなってしまったという話です。
まぁ、ラジコン飛行機の場合、飛んでナンボの世界ですからね! 

はい! 次のお便りです。
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「ナベさんの気ままなラジコン日記」~ニュージーランドに行ってきた!」を楽しく拝見させていただきました。
日記の中にありましたマウントクックのハーミテージホテルに掲示してあったという「Glide Omarama」のグライダー(Duo Discus)に当方5回ほど乗ったことがあります。うち2回は往復4時間かけてMt.Cook上空迄行くことができ、リッジを間近にみて何回か往復できました。また1回は上昇風が弱くMt.Cookへは到達できず、牧場に緊急着陸してしまいました。残り2回は風向きが悪く近づくことすらできませんでした。実機グライダーのXCフライトを体験したことがきっかけで帰国後、RCグライダーを始めた次第です。
フッカーバレーのトレッキングではMt.Cookは雲に隠れていたようですね。Mueller Hutへの道から眺めるフッカーバレーと湖、Mt.Cookも素晴らしいですよ。 素敵な旅行記と写真ありがとうございました。
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お便りありがとうございます。
最初、ラジコンショップのWEBサイトに海外旅行の記事を書くってどうなのかなぁと心配していたのですが、思いの他反響があってホッと胸を撫でおろしています。



ハーミテージホテルの掲示してあったグライダーの写真

ニュージーランドのマウントクックまで行ってグライダーに5回も乗ったって、凄い経験をされましたね。羨ましい限りです。私もニュージーランドにもう一度行ったら、体験搭乗してみたいです。
旅行記と写真のお礼までいわれちゃって、恐縮です! ありがとうございました^^;

え~と、読者の皆さんに少し解説しますね。
XC(クロスカントリーの略)ですが、これはサーマル工房のアーバンXCのことじゃなくて(笑)、A地点からB地点まで長距離を移動するフライトのことをXCといいます。ですからA地点から飛び立って、再びA地点に戻ってくるフライトはXCとはいいません。
Duo Discusのように動力のないグライダー(ピュアグライダー)は、ワイヤーで飛行機に引っ張っていってもらい、上空で切り離すエアロトーイングと、巨大なウインチでワイヤーを巻き取りながらグライダーを上空に上げる方法があります。当然エアロトーイングの場合の方が高度が取れますが、高度が高くなる程料金も上がります。
離陸したグライダーはサーマルを探して上昇した後、山の尾根に移動します。山の尾根は両側の斜面から上がって来た風がぶつかって上昇気流に変わるからです。
パイロットは気温、風向、風速など、当日の気象の情報と自己の経験をフル活用して目的地(この場合はMt.Cook)に向かいます。それでも、どこでサーマルに遭遇するかという保証はないので、パイロットは常に緊急着陸できる場所を探しながら飛んでいます。動力のないグライダーですから、目的地を目指すか、あるいは離陸地点に戻るか、パイロットは判断を迫られます。

少し話が脱線しちゃいましたね。
さて、次のお便りです。
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初めまして、記事を拝見させていただきました。
OMEGA-Eの製作に挑戦しようかと考えていますがモーターを少しでも、安くしようと考えています。機体の入手方法 モーターの入手方法を教えてください。 よろしくお願いいたします。
茨城 M
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お便りありがとうございます。
この方には個人的にメールでお返事をしました。
その内容がこちらです。
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OMEGA-Eは性能を追求するあまり胴体が細く、使用できるモーターが限られてしまいます。
記事の中で使用したLOTONのモーターはワールドモデルスから購入したものです。
今、サイトを見たのですが販売していないようですので、今後取扱うのであれば、いつ頃入荷するのか問い合わせてみたらいかがでしょうか。
海外のラジコンパーツは、安定した供給が難しいので、気長に探すしかなさそうです。
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その後、茨城のMさんがショップに問い合わせたところ、モーターの在庫はなくOMEGA-Eも製造中止になっていたそうです。



OMEGA-Eのフライト。素材がグラスファイバー+カーボンですからバルサキットに比べて操縦性といいますか、舵のキレがシャープですね。

元々ラジコン業界の市場は狭いですから、小規模なメーカーが細々と商品を開発して、ある程度の数を売ってしまえば終わり、みたいな所が多いです。
ですから『気に入ったキットに出会ったら、とりあえず買っておく!』というのが良いかもしれません。



気に入ったキットに出会ったら、とりあえず買っておいた結果がこれ!

ただ今、飛行機17機、グライダーが15機、ヨット1艇の在庫を抱えております。
『年間3機作っても10年以上かかる・・・。』と思うと頭が痛くなってきます。
そもそも、それまで生きていられるかという問題もありますが!^^;
ヤフオクで売るか?!


それではまた来週! (^o^)/~~


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