「ナベさんの気ままなラジコン日記」(533)~パンサーの修理②~ (2020/02/14)
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話は全然違いますが、2月3日から5日にかけて北海道大学と札幌雪まつりに行ってきました。例の新型コロナウイルスの関係で中国からの旅行者が激減していましたので、大通公園の雪まつり会場もすすきのも比較的空いていました。
私も日本製のマスクをして札幌入りしたのですが、黒いマスクをした外国人旅行者とすれ違うと、文化の違いからか違和感を感じました。
さて、先週に引き続き今週もパンサーの修理を続けます。

飛行中にエレベーターが脱落するくらいですから、水平尾翼もかなり振動していたものと思います。水平尾翼を手で触って揺らしてみると、案の定グラグラしていました。そこでフィルムを剥がして弱った部分のバルサ材を補強することにします。

フィルムを剥がしてみると、水平尾翼の後縁の三角材が入った部分にクラックが生じていました。

クラックが入っていた箇所に瞬間接着剤を流した後、サンディングブロックを使って表面の段差を取り除きます。

念のため、上からガラスクロスをエポキシ系接着剤で貼った後、ドライヤーの熱を加えて接着剤を浸透させます。

こんな感じですね。裏面も表と同様に処置しておきます。念のため(笑)。

トレーシングペーパーを使って、後から貼り直すフィルムの形状を型取ります。

トレーシングペーパーの形に沿ってフィルムをカットします。

フィルムがズレないようにマスキングテープで固定した後、アイロンでフィルムを貼ります。

元のフィルムのアクセント部分は後から使うので、捨てないように取っておきます。

アクセントの裏に両面テープを貼ったら、新しいフィルムの上から貼っていきます。

紺色の部分も同様に貼っていきます。古い機体は同じ色のフィルムが入手出来なかったり、太陽の紫外線で変色していますので、このようなアクセント部分はなるべく再利用します。

飛行中に2度とエレベーターを落としたくないので(笑)、水平尾翼と垂直尾翼に張線を張ることにします。まずはビスとナットとワッシャを用意します

続いて、適当な太さのピアノ線を曲げます。

こんな感じにビスが通ればOKです。

垂直尾翼にビスの通る穴を開けます。
言い忘れましたが、張線は糸ではなく、ピアノ線を使うことにしました。

こんな風にピアノ線を張ってみました。

裏面も同じようにピアノ線を張りました。

最後に、ゆるみ止めを塗っておしまいです。
張線を張ったら、思いの外丈夫になりました。水平尾翼も垂直尾翼もブレがありません!
最初から張線を張っておけばよかった! そんな気分です。
それではまた来週! (^o^)/~~
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