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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(537)~Spider EPの改良①~  (2020/03/13)

ナベさんのプロフィール

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最近、モーターグライダーのフライトというと、このSpider EPの出番が多くなりました。というのも軽量で手軽な大きさ(スパン170cm)なので、どこへでも気軽に持ち歩けること、それでいてフラップを装備し水平尾翼もオールフライングエレベーターであることなど、ひととおり決めるところにはしっかりと決めるなど、私のお気に入りの理由でもあります。 そこで、今回はこのSpider EPの翼の下面をストライプを入れて、視認性を向上させてみようという企画です。といっても白いフィルムを貼るだけですから「Spider EPの改造」というにはおこがましいので「改良」という程度でお茶を濁してみたいと思います(笑)。



最近、出番の多いSpider EP。
カーボン製の折りペラと金属製のスピンナーを付けて2万円でお釣りがくるとは、随分お値打ち価格だと思います。



先日、サーマルに乗り、見る見るうちに点になるまで上昇しました。その時感じたのが翼の下面が赤一色で、それが逆光になると真っ黒に見えるということです。これではグライダーの姿勢が判りづらいので、ひと工夫手を加えることにしました。



それがこれ! 
真っ赤な翼に白いストライプを入れて視認性を上げようという魂胆(?)です。
写真の機体はOK模型のパプリカ(初期型)です。このようになればSpiderも視認性も向上しオーナーの所有感といいますか、満足度も上がるのではないかと思った訳です。



では、早速主翼の長さを測ります。
主翼は片側で845mm(実測値)でした。パプリカの写真のように主翼の片側に3枚のストライプを入れるとしら、植木算(死語?)によるとカラー部分を7分割することになります。
845mm÷7=120.7mmとなりますので、各ストライプの幅は120mmとし、余った0.7mm分は主翼中央の赤い部分に加えます。幸いなことにエルロンサーボカバーとフラップサーボカバーの位置にはフィルムを貼らなくて済むことになりました。



それでは白のオラカバを120mm幅にカットして赤いフィルムの上から貼っていきます。とりあえず主翼の中央寄りから順番に貼っていくことにしました。フィルムがズレないように、フィルムを主翼の上に乗せたらマスキングテープで固定します。



次に、主翼の後縁に合わせてフィルムをカットします。



アイロンでフィルムの周辺を圧着してから全体に熱を加えていきます。



フィルムの上からフィルムを貼る訳ですから、多少の気泡は発生します。目立つ気泡の部分はマチ針で上のフィルムだけに穴を開けて空気を逃がします。フィルムが熱い内であれば、穴の上から指で押さえるだけでフィルムは付きます。



次は真ん中のストライプです。この部分はエルロンとフラップを跨ぎますから、少々コツが必要です。



フラップの長さに合わせてフィルムをカットしていきます。



エルロン部分のフィルムは分割して貼りますからカットします。



こんな感じでカットしたら、マスキングテープで固定して同じようにフィルムを貼っていきます。



左右の主翼のストライプを貼り終えました。
外側のストライプはエルロン部分を分離させるだけで、後の貼り方は同様なので写真は省略しました。



次は水平尾翼の長さを測ります。水平尾翼は片側210mmでしたので、これを3分割するとストライプの幅は70mmとなります。
オールフライングエレベーターですのでストライプを分割することなく1枚物のフィルムで済みます。フィルムの貼り方も同様なので写真は省略しました。


これでSpider EPの「改良」は完成です。なんだか呆気ない作業でしたが、これがフライトにどれだけ効果があるか楽しみです。


それではまた来週! (^o^)/~~


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