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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(543)~ショートツカーノの製作⑤~  (2020/04/24)

ナベさんのプロフィール

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ついに日本全国を対象とした緊急事態宣言が発出されました。実は、「もっと早く宣言して欲しかったのに!」と思ったのですが、経済界との調整が難しくて中々上手くいかなかったようです。 普段は「是非、お越しください!」と言っている観光地を有する地方の知事さんが「来ないでください」と言ってみたり、「コロナが収束したら、また来てください」と言ってみたり、あまりにも正直過ぎるコメントに笑ってしまいました。 さて、ラジコン飛行機の駐機場はといいますと、主翼の幅が1.5mから2mですし、その間に通路を0.7mくらい空けますので、パイロット同士の間隔は優に2m以上確保できます。また、昼食の時も野外ですから風通しも良く、余程対面で親密に(?)食事をしない限り問題ないと思われますが、さすがに安倍首相や小池都知事が、あれ程真剣な顔で「不要不急の外出を避けてください!」と言われると、飛行場に行き難くなりますね。 そんな訳で、当分の間は飛ばしに行けませんのでショートツカーノの製作を進めていくことにします。今、制作中のキットは基本的に固定脚仕様でしたが、機体のサイズが大きく(120クラス)、ペイロードに余裕もありそうでしたので引込脚を取付けることにしました。



これがKKHOBBYに注文して取り寄せたPhoenix Modelのノーズ用スケールリトラクトメイン用スールリトラクトです。
なお、写真は機体キット付属のタイヤを装着しているので、リトラクトだけ単品で注文された場合、タイヤは付いていません。



メインギアの細部を見てみます。 上下方向のショックはシャフト内部のスプリングで吸収して、後方へのショックはオレオ機構が吸収するようです。メカ好きの方にはたまらない構造ですが、私のようにピアノ線の引込脚しか扱ったことがない人間にとっては豪華な作りです。



ギアを出してみます。 リンケージのストロークは大きい方ですが、ロックの範囲が広いので、多少ラフなリンケージでも耐えられそうです。



タイヤ周りを見てみます。 アルミ削りだしのアングルが高級感を醸し出しているのですが、私のショートツカーノの場合は主翼が薄いので若干タイヤがはみ出しそうです。



次はノーズギアを見てみます。
アルミの部材をふんだんに使っていて、なかなか高級感があります。ステアリングも両引きになっていますから扱い易そうです。



こんな所にスプリングが付いていました。
何だろうと思っていたら、ステアリングをセンターに戻そうとする役目を果たしていました。



脚を引き出してみました。
ロックはしっかりとするのですが、ノーズギア本体のガタが若干気になります。まぁ、フライトをしてみて許容範囲内のガタであれば問題ないのですが。



タイヤカップとタイヤです。
あれ? タイヤがタイヤカップ内に入りません。どちらもキット付属の部品なのに・・・。
10年前の中国のキットメーカーってこんなもんだったんですね、まるでコントです。



一瞬、固定脚に変更しようかとも思ったのですが、高価な引込脚を購入してしまったので後には引けません。
キットは引込脚仕様も想定しているのか、主翼のプランク材にタイヤカップの穴は開いていました。半田ごてを使ってフィルムを溶かしてみたら・・・。
私が購入した引込脚はオレオ脚だったのでシャフトの中心線とタイヤの中心軸が合いません。
「あちゃ~、やっちまったぜ!」
段々と底なし沼にはまっていくような心境です。



気を取りなおして(?)引込脚周辺のフィルムを剥がしてみます。引込脚が入るように周辺のプランク材を最低限削ります。
タイヤの位置がこんなに違っていたんですね。それよりもタイヤの寸法が大きくて主翼の中央リブの近くまで来ている方が気になります。



リンケージロッドを付けて引込脚を出し入れして不具合があれば、その部分を削ります。
ここまで来ると半分泣きたくなってくるのですが、これも私への試練だと思ってなんとか冷静さを保ちます。



引込脚のホーンを斜めにしたら、なんとかロッドが通りました。
引込脚を取付けて手でロッドを動かしたら、引込脚が出し入れ出来ました。これで少し気持ちが落ち着いて先へ進む気分になりました。



次はタイヤ穴の位置を変更します。プランク材の厚さを測ったら1.5mmでした。
「後は大工仕事だからちょろいぜ!!」 
先ほど泣き言をいっていて自分がうそのようです(笑)。



まずはタイヤカップの穴の不足分を埋めなければなりません。1.5mm厚のスクラップバルサを主翼の内側から充てます。



こんな感じで内側から貼り付けます。
セメダインCを使って接着したら接着剤が硬化する間、マチ針で固定します。



次は、同じく1.5mm厚のバルサ材を重ねて段差をなくします。サンディングボードを使ってていねいに形状を合わせていきます。



形状が合ったら、セメダインCを使って上から接着します。



こんな感じになりました。
後は接着剤が硬化するのを待ちます。


今週はなんとかここまでたどり着けました。
何とかオレオ脚を取付ける見通しが立ちましたが、気分的にはARFキットを作るというよりも、自作機を作っているような気分になりました。
それくらいの気構えで、バッサリと改造していかないと先に進まないですね。


それではまた来週! (^o^)/~~


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