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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(546)~ショートツカーノの製作⑧~   (2020/05/15)

「ナベさんの気ままなラジコン日記」(546)~ショートツカーノの製作⑧~   (2020/05/15) ナベさんのプロフィール

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ショートツカーノの製作をしていて、ふと昔の事を思い出しました。
今から40年以上前、私がラジコン飛行機を始めた頃の話です。飛行機の作り方が分からなくて、週末になるとブルーエンゼルの未完成の主翼を持って常磐線に乗り、南千住の「やまや模型店」に通いました。あの頃はインターネットなんか無いものですから、店主(以下、おやじという)直伝で教えて頂くしか方法はないのです。私がタイヤカップの作り方について一生懸命質問すると、おやじさんはいつもニコニコ笑いながら親切に教えてくださいました。
あの時のおやじさんは今でもお元気でしょうかね。確か息子さんはラジコンカーの方をやっていましたが・・・。

なんだか懐かしくなってしまいますね。
さて、今週はメインギアのリンケージを進めてまいります。



引込脚にリンケージロッドを繋ぎます。
「この部分は狭くて指が入らないから、マイナスドライバーを使ってクレビスを広げてゆるんだよ!」とやまやのおやじさんが教えてくれました(笑)。



引込脚を出し入れし特に当たる部分が無ければ引込脚をネジ止めします。



リンケージロッドを手で動かして引込脚の動きに問題が無いか確認します。
主翼が裏返しになっているせいか、車輪を出す方向の方が力が掛かります。



左右の引込脚の取付けが終了しました。
翼厚が薄いのとメインギアの設計が凝り過ぎているせいか、車輪を引き込んでもタイヤの1/3位が翼から飛び出しています。これが空力的に問題が出ないといいのですが・・・。



次に胴体に穴を開けます。
穴は2つ開けます。引込脚&ロッドとエルロン・フラップサーボの配線用の穴と主翼後方のクレビスを通す穴です。



引込脚のロッド&エルロン・フラップのサーボの配線を通す穴は、こんな感じで大きめに開けます。



穴を開けてみたら・・・オイオイ胴枠に当たるではないか! 
中華製ツカーノよ、これはコントなのか?!



主翼を胴体に取付けます。
あれれ? カンザシカバー用のパイプがありません。カンザシが裸のままです。大丈夫なのか。
取付けには6mmのキャップポルト(赤丸の部分)を使用しますが、普通のヘキサゴンレンチを使うとカンザシや胴枠に当たってメンテナンス性が良くないです。



そこで、このような特殊工具(?)を使用します。ラチェット式のヘキサゴンレンチです。
なんか色々な種類があって一見高価そうに見えましたが、DIY店で1,200円でした(笑)。



こんな感じで回すとカリカリ鳴って、レンチを外さなくても一定方向に回ってくれます。
これは便利なグッズでした。



次は引込脚サーボの取付けです。工作用紙を使ってサーボベットの型紙を作ります。



型紙が出来たらベニヤ板に写し取ってサーボベットを切り出します。



切り出したベニヤ板に引込脚サーボを取付けます。
余談ですが、昔は引込脚専用サーボというのが売られていたのですが、最近は「トルクがあってストロークが取れれば何でもいいよ!」という話を聞いたのでストックパーツの中から適当な物を探してきました。
それがこのE-MAX ES3005。カタログスペックによると10Kg・cmと書いてあります。10Kgって…本当かね???



引込脚のリンケージをしてみました。
4.8V2500mAhのニッケル水素バッテリーで稼働したので、とりあえずこれでいってみます。
ロッドジョイントが不細工ですが、今はストロークを確認する段階なので、そのうちもっとスマートなパーツに交換します。



メインギアが完成したので、次はノーズギアの取付けです。
機体を地面に置いた時、主翼の迎角が0度になるようにノーズギアの高さを測ります。



すると・・・なんと50mmも長い・・・。
50mmですよ!?
どうやって引込脚マウントを50mmも上げようか、仮に上げたところで燃料タンクに干渉しないか、スロットルリンケージにも干渉しないか、問題山積です。
クラブのラジコン仲間によると「一旦バルクヘッドを外して組み直したよ!」という猛者もいました。
う~ん・・・どうしようかなぁ???

前期高齢者を目前にして、悩める年頃のナベさんでした。


それではまた来週! (^o^)/~~


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