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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(548)~ショートツカーノの製作⑩~  (2020/05/29)

ナベさんのプロフィール

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先週、懸案だったノーズギアの嵩上げですが、ようやく制作の手順が整ったので、いよいよ作業に取り掛かります。
作業を進めていくと、いろいろな問題にぶち当たるのですが、そこは一つずつ解決方法を探っていくしかなさそうですね。



ノーズギアを50mm嵩上したら、今度は引込脚のリンケージロッドが胴枠に当たってしまいました。これは想定外でしたが仕方がないので胴枠を削ることにします。



胴枠の一部を削り取りました。(削り過ぎか?!)
これで引込脚のリンケージロッドは問題なく動くようになりました。



先週製作した新規の引込脚ベットを接着しました。
胴枠には軽量化のための穴が開いていますし、先ほど引込脚リンケージのための胴枠を削っていますから胴枠の強度が不足しそうです。



先ずは、胴枠の軽量化のための穴を塞ぎます。
穴の形に合わせてベニヤ板を切り出します。



こんな感じに胴枠の穴を埋めます。
これをしないと引込脚ベットの接着面積も不足してしまいますので必須要件です。



さらに削ってしまった胴枠の補強をします。
万が一、ハードランディングした時にノーズギアと共に胴枠まで壊れてしまったら大変ですので工作用紙で補強材の型紙を作ります。



こちらが切り出した補強材です。
120クラスの4サイクルエンジンを搭載しますので、念には念を入れてカーボンプレートをサンドイッチします。



補強材を接着します。
以前、カーボンプレートをエポキシ系接着剤で接着したら、ものの見事にはがれてしまったので、今回は瞬間接着剤を使用しました。



出来上がった補強材を耐ショック性の良いスーパーXを使って接着します。これでノーズギア周辺の工作は終わりました。



次はエンジンのラジアルマウントを胴枠に取付けます。
これも悩みのタネなんですが、胴枠にエンジンの取付位置が書いてありません。つまり、エンジンの推力線の位置が分からないんです。
「こんなキットあるのかよ」と苦笑いしながら写真のような部材を考案しました。



部材を写真の様に組み立てます。台座のベニヤ板と丸棒が垂直になるように、よく確認しながら接着します。
丸棒の中心がカッターマットに書かれた線と合うようにマスキングテープを使って固定します。



その上からカウリングを被せます。
聡明な読者の皆さんなら、もうお分かりですね!



その上からスピンナーのバックプレートを置いてカウリングの位置を調整します。



カウリングの位置が決まったら、カッターマットの線に合わせてカウリングにペンで印をします。



同様に縦の部分も合わせて計4か所印をします。



カウリングを胴体に差し込んだら、ペンの位置を胴体に転写します。



4か所のポイントが決まりました。
後は、このポイントを線で結べば推力軸が求められます。勿論、ダウンスラストやサイドスラストの調整は必要ですが。



推力軸の中心が決まりました。
最初は燃料タンクの穴の中心かと思いましたが違っていました。この時代のARFキットは疑ってかかった方が良さそうですね。



接着剤が硬化したら、ノーズギアを仮組みして主翼を取り付けてみました。
苦労した甲斐もあって、工作台と主翼の中心線が平行になりました。これで主翼の迎え角も0度です。



このショートツカーノ、古いARFキットのせいか、いろいろと問題を起こしてくれます。その都度無い頭をひねってなんとか打開策を練って進めているのですが、ラジコン仲間からは「ボケ防止になっていいんじゃない?!」とか暖かい声援を頂いています(笑)。

コロナ禍で外出できない関係で家に居る時間が増えましたから、このようなキットと格闘するのもいい機会なのかもしれません。

ラジコン飛行機の製作って、ひょっとして格闘技なのかもしれませんね(笑)。



それではまた来週! (^o^)/~~


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