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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(22)~Pulama3D-EPPの製作①~(2010/04/02)

今週からPulama 3D-EPP(メカ付)の製作を始めます。
この機体は中国のTechone(テックワン)社が製造をしていて、キット内容を見ても、かなり作り慣れた感じがします。
全長865mm、主翼スパンが800mmと比較的小ぶりな機体ですが、複葉機ということで存在感もあり、エルロンも十下左右の4枚とも稼動します。また、全備重量が300gを切るにもかかわらずモーターの推力が機体重量の倍近いものですから、それはホットな飛びが期待できます。
この機体の素材はEPP製ですのでバルサキットとは違い、接着剤も選びますし独自の補強も必要になってきますので、順を追って分かりやすく解説していきます。


これがキットの外箱です。なかなか洒落たデザインです。室内機かと思ったら、風の弱い日なら野外でも飛ばせそうです。



キットの全パーツです。メカ付きのキットにはプロペラ、ブラシレスモーター、アンプ、サーボ(3個)が付きます。
主翼は一枚板で翼型はありません。エルロンに付ける4つのスポイリングフラップが特徴的です。



モーターはTechoneの2212です。
KKHOBBYの実験データでは10×6のプロペラを2セルで7,000回転回すようです。



アンプはハイモデルのFLY-20Aです。実験データでは13.9Aですから十分でしょう。



サーボはタワープロのSG51Rです。トルク0.7Kg/cm、スピード0.12sec/60°、重量6.3g。そこそこのスペックです。



(左)ブラシレスモーターにモーターマウントを取り付けます。ねじ山を壊さないように大き目のプラスドライバーで締め付けます。
(右)ネジを締めたら、ロックタイトを塗ってネジが緩むのを防止します。はみ出したロックタイトはティッシュペーパーで拭き取ります。



ブラシレスモーターを胴体の防火壁に取り付けます。
こちらもネジ山を壊さないように大き目のプラスドライバーを使って締め付けます。



水平尾翼に45度のVカットを入れます。
私は上面下面ともにカットしましたが、良く説明書を読んだら、下面からのカットのみで良いことが判りました。



カッターを使って水平尾翼にヒンジを挿入する溝を切ります。



瞬間接着剤を使ってヒンジをエレベーター側に接着します。



エレベーターを胴体の溝に挿入します。



ラダーの左側に45度のVカットを入れます。
私のカッターが切れないのか、それともEPPの材質のせいか、ボロボロとこぼれるのでサンディングすることにしました。



(左)瞬間接着剤がはみ出して工作台に付かないように、裏側にマスキングテープを貼ります。
(右)瞬間接着剤が指に付かないように、指にポリエチレンの袋を巻いています。瞬間接着剤の量は少なめにしないと、ヒンジの稼動部分まで接着してしまいます。



垂直尾翼側にもヒンジを挿入する溝を切ります。



ラダーを4つのヒンジで垂直尾翼に取り付けてみました。



カッターでエルロンヒンジの溝を切ります。



瞬間接着剤がはみ出さないように、裏面からマスキングテープで養生します。



瞬間接着剤でヒンジを接着します。この時も瞬間接着剤が指に付かないようにポリエチレンの袋を使用します。



主翼に補強のためカーボンロッドを入れます。主翼にはすでにスロットが切ってありますから、カーボンロッドの長さを現物合わせて切るだけで簡単に挿入出来ます。



瞬間接着剤がはみ出さないように、主翼上面一体にマスキングテープを貼ります。



主翼下面から瞬間接着剤を流して、カーボンロッドを接着します。アクセラレーター(促進剤)を使うと短時間で効率的に作業が進みます。
作業が終わったらアルコールのしみたティッシュでアクセラレーターを拭き取り、マスキングテープを剥がします。上側の主翼も、同じ要領で製作します。



本日の作業はここまでです。
来週はEPPの接着にスコッチ3M強力接着剤プラスティック用(グリーン)を使用しますので、近くのDIY店で入手しておいてください。


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