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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(25)~Pulama3D-EPPフライトインプレッション~(2010/04/23)


いよいよPulama3D-EPPのフライトです。このところ三寒四温で、寒い日と暖かい日が入れ替わっていましたが、4月も中旬になって、ようやく暖かい日差しに恵まれました。気温は約14度、風は北東の風0.5~1.0m/sと、ファーストフライトには絶好の条件です。
 私の製作したPulama3Dの全備重量は300g(機体250g+リポ50g)になりました。機体の質感はEPPそのものですが、複葉機であることと、エルロンに付いた4つのスポイリングフラップが独自の個性を醸し出しています。プレフライトチェックを済ませてモーターのテストランをします。キット指定のモーターにHiModel HI-EC 7.4V 800mA 25C-40C を繋いで付属の10×6のペラを回してみます。フルスロットルで安定したところで電流値を計測すると19.3Aを示しました。
アンプの許容電流は20A
リポの許容電流は800mA×25C=20A
ですから、なんとかセーフです。
ブラシレスモーターの許容電流値のデータはKK HOBBYのサイトで18Aと表示されていましたので、常時フルスロットルは避けなければなりません。
もともとオーバーパワーですから、離陸は中スローで軽く手投げをします。するとPulama3Dは、いとも簡単に上昇していきました。
元々EPPの機体ですから、トリムも甘く舵の効きもグニャグニャかと思っていましたが、そうでもありません! 随所に入れたカーボンの補強が効いているのか、意外にもエルロントリムの1コマ1コマに忠実に反応します。 EPP機らしいパワーウエイトレシオの高さから、上空では、まるで重力を忘れたミズスマシのようにクリクリと飛び回ります。
スポイリングフラップも翼端に設置されていて、プロペラ後流を乱すことはありません。このスポイリングフラップは垂直上昇速度と垂直降下速度を等速にする効果がありますので、降下時の演技にゆとりが生まれます。
トルクロールは、正直に言いますと私は苦手なので達人に代わって演技してもらったのですが、「上手い人が飛ばせば、素晴らしい演技が見られます!」と言っておきます。
最後に着陸ですが、スポイリングフラップの効果からでしょうか、風に正対すると45度くらいの角度で簡単にスポットに降ろすことが出来ました。



送信機のモデルメモリをPulamaに合わせて、各舵の動作チェックをします。ここでプレフライトチェックを進めて、ケアレスミスを極力減らします。



Pulamaに2セル800mAhのリポを繋ぎ、Eメーターで電流値、回転数を測ります。電源電圧6.91V、電流値19.3A、プロペラ回転数は7,170回転を示しています。



同僚に機体をホールドしてもらって、重心位置、各舵の動作量と方向をチェックします。



すべてのチェックが終わったら、いよいよフライトです。スロットルは中スローで、手投げは軽いアンダースローで、いとも簡単に離陸しました。



上空でトリムが取れたらクルージングに入れます。なにせ機体が軽いので、中スローでも元気に飛び回ります。



エルロンに取り付けた4つのスポイリングフラップがとても印象的です。これが上昇速度にも、降下速度にも、節度を持たせています。



トルクロールの達人に操縦を代わってもらい、トルクロールに入れます。エルロン、エレベーター、ラダーの3舵を同時に、いとも簡単に操っています。やはり上手い人が操縦すると、飛行機も良く言うことを聞きます!



リポの電圧が落ちてきたので、着陸態勢に入れます。風に正対させるとスポイリングフラップの効果からか、45度の角度で降下してきます。私のようなサンデーフライヤーでも、6畳くらいのスペースに降ろすことが出来ました!


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