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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(46)~SALTOの製作③~(2010/09/17)

前回のSALTOの製作②をブログで見てビックリ!
PCM9XⅡの液晶画面が想像以上に雲っていました。
私の9XⅡの液晶画面はかなり年季が入っていたので、撮影前に表面をコンパウンドで磨いたのが、どうやら裏目に出たようです。次回はピカールとか、もう少し細かい目のコンパウンドで磨いてみます。

さて、先週バタフライミキシングの稼動確認をしたので、今週は安心してリンケージの作業を進められます。
SALTOの主翼はリブ組みバルサフルプランクの構造ですが、スタントグライダーの性格からか、とても薄く出来ています。幅12.3mmと、かなり薄いはずのタワープロのMG90Sでさえも、エルロンのサーボハウスから若干はみ出してしまいます。その分透明プラスティックのサーボカバーが盛り上がっているので、なんとか収まりが付きます。
エルロンサーボの取り付け方法として、主翼プランク材に固定するか透明プラスティックのサーボカバーに取り付けるか、2つの方法が考えられます。いろいろと今後のメンテナンスを考えた結果、サーボの着脱がし易い主翼プランク材側に固定することにしました。

バタフライミキシングのことを考えると、エルロン、フラップともストロークを十分に取りたいので、サーボホーンはサーボカバーに当たらない程度に、ギリギリまで長くします。それでもストロークが撮れない場合は、エルロンホーンとフラップホーンの長さを短くします。



エルロンとフラップのサーボハウスのフィルムを半田ゴテの熱でと溶かします。



こんな感じに穴が開きます。慣れると簡単に開けることができます。



フラップはエラスティックヒンジで主翼と一体化しています。思いの外Vカットが浅いので、フラップの下げ舵は40度くらいが限界のようです。



エルロンは片翼4箇所のシートヒンジ出固定します。ヒンジ溝は既に切ってあり、ヒンジも挿入されています。



シートヒンジに瞬間接着剤を少量流して、エルロンを主翼に取付けて行きます。



バルサの角材を使って、サーボベットを作ります。サーボの耳を挟み込む溝を切り込んでから、棒ヤスリで整形します。



こんな感じでサーボの耳が挟まればOKです。



サーボベットをサーボ4個分(左右エルロン、左右フラップ)作ったら、サンディングボードを使って両端を整形します。



こんな感じになります。サーボのリード線が出る部分を空けますので、左右のベットの寸法は当然違ってきます。



主翼が薄いため延長コードのコネクターが主翼内を通りにくいので、サーボのリード線を延長コードに直接半田付けします。リード線は細いので、良く切れるカッターの刃を使って、軽る~く、転がすように切ります。



あらかじめ、シュリンクチューブを入れておいて、こんな風に半田付けします。



主翼内には糸が通っていて、両端は瞬間接着剤でプランク材に固定されています。プランク材を傷付けないように、ていねいに剥がします。



延長コードの先を糸で縛り、ビニールテープを巻いてから主翼を通します。この時、フラップサーボの延長コードも一緒に通します。



サーボをベットに挟んだら、上から押さえるストッパーを作ります。ストッパーの素材は何でもいいのですが、私は航空ベニヤを使いました。



こんな形でエルロンサーボとフラップサーボを主翼に固定します。ビスを外せばサーボの着脱は簡単に出来ます。



エルロンサーボのコネクターとフラップサーボのコネクターが煩雑になるので、MPXコネクターを使ってひとまとめにします。芯線にはフラックスを塗っておくと、予備半田が楽にできます。



MPXコネクターを万力に固定して、リード線をひとつひとつ半田付けしていきます。どこのピンにどの線を繋ぐか基準は無いと思いますので、各自でルールを決めておきます。



こんな感じでMPXコネクターの半田付けが完了しました。シュリンクチューブの色を左右変えておくと、フライト時の組み立ての作業性が向上します。



受信機から主翼のサーボに接続するコードにもMPXコネクターを半田付けします。



それでは受信機とバッテリーを接続して稼動確認をしてみましょう。
スロットルをフルの状態にします。フラップは下げ舵のみですから、フラップホーンはかなり傾いています。一方、サーボホーンはアドバース・ヨーを意識して、差動がついています。



次に、スロットルを徐々に絞っていくと、左右のフラップは下がり、左右のエルロンがせりあがる方向にサーボが動くのが判ります。

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